健康の秋

 曇り、気温も15度くらいと秋らしい。今日は午後から雨らしい。

 週末の連休は、マラソンにゴルフと体力勝負の休日だった。さすがに朝起きると筋肉の疲れが残っていることを感じる。

 この後の連休は、10月の体育の日が外でスポーツをする今年最後の日になるだろう。そして長い冬を迎え、体を使う事が徐々に少なくなり、体重が増えてしまう。何とかそれを防ごうとするのだが、冬の寒さには負けてしまう。

 そして来年の春は、5k位太った体になり、それを半年かけて絞り込むことの繰り返しにまたなるわけである。まあよく考えれば、体重が増える程食欲があるという事は健康の証である。それが無ければこの年では、徐々に老化しているという事に成る。

 年相応の食欲は、人によってその進み具合は異なるかもしれないがある。食が細くなれば、やはり人間の体力というか生命力が落ちて行くのは傍目からも良く判る。

 食が落ちて活動量が落ちるのかまたは、活動量が落ちるから食が落ちるのかは、ニワトリと卵と同じである。そして、健康的な女性は、モデル体型と呼ばれるような体型をしていては、必ず老後不健康に成るだろう。それは間違いのないことである。

 やはり健康的な女性は、若い時にある程度脂肪と筋肉が無ければ、年老いても健康的な生活は送りにくい。ただし、健康的な体と病気は比例しにくい。病気と言っても風邪などの感染症については、健康的な体力のある体は感染に対して抵抗力は有るが、それ以外の病気については、健康的、健康的でないに係らず発症の頻度は変わらないことは残念なことである。

 でも、年老いても健康的に見えるという事は大事な素晴らしい人生を送るための要素である。病弱で長生きできたとしても、その人生の活動量は健康的に生きてきた人と比べれば雲泥の差がある。やはり何をするにしても健康でなければ実現しないことがままある。

 そういう意味で、今の若い女性には、スタイルよりも健康を重視したスタイルを推奨して欲しい。それはテレビという虚構を作り出す媒体がまず変わることである。体が痩せていれば美しいという短絡的な思考をまず捨て去って欲しいものである。