月曜

 晴れ。気温も10位と比較的暖かい。


 昨日が週の始まりだったが、本当に月曜日はやる気が出ない。一層の事日曜日を平日にして月曜日を休日にして欲しいものである。そうすればこんな気持ちに成らずに済む。あるいは妥協して土曜、日曜、月曜と3連休にすべきである。そうすると一週間が短く感じて良い。その代りと言っては何だが、朝8時から夜の8時までの12時間労働でも構わない。今でもそんな状態だから、皆がそうすれば自分も気が楽になる。という事は、週48時間労働だから辻褄が合う。

 なんていう馬鹿な事を書いても月曜日の仕事は無くならない。これが無くなる日が来たら自分の人生も上がりという事に成る。

 では一週間を如何に楽しく過ごすかと言えば、週末に行事を入れることである。毎週では無くてもそれは良い。そうすればそれが来る日まで、その時何が起きるかの期待感で胸をワクワクさせながら待つことができる。それが終わればまた決まりきった日常がやって来るのだが、それさえあれば何とか辛いことも乗り越えられる。

 精神を病んでしまう人は、その次に起きることをワクワクした気持ちで待てない人なのだと思う。もし何も人生に変化が無く、決まりきった日常を過ごすだけだったら、何に気を紛らせることができるだろう。一つ一つの人生の全てが何の記憶に残ることが無かったなら生きて行く意味が無いだろう。

 しかし、毎日が本当に楽しい事ばかりだとどうだろう。それも有りえないように思えるが、その楽しさを楽しいと感じる感覚が鈍くなるだろう。平均的な日常が他の人が見て楽しそうと思ってもその人にとって普通なら楽しさの感じ方は減るだろう。それより楽しいと感じるには、ハードルは上がる。

 その感覚は、麻薬のようなもので、徐々に少ない量では幸せと感じることは無く持続時間も短くなれば更に量を増やすことでしか補えなくなる。その麻薬の効き目を最大限生かすには、何か月もそれを我慢し、極限まで我慢して使うのがほんの少量で幸福感を得る秘訣だろう。

 喜びも、それを得るまでどれだけ辛い思いをしたかによってその反動が変化し感覚を最大限に尖らせることができる。

 ただし、その極限までの辛さを味わう事は、一般人には無理だろう。それなら程々の喜びと程々の苦労を繰り返して生きて行くことの方が人生過ごしやすいだろう。だから昨日の月曜日も次なる喜びのための第一歩と考えるしかない。