京都戦の感想

 晴れ、朝方雨も降っていたが今は止んでいる。気温は4度と冬間近である。


 昨日の京都での札幌の試合、CSで見たのだが、札幌の選手の怪我での離脱が試合に大きく影響した。ユーズ上がりの選手たちの成長は後2,3年後に花開く程度だろう。

 奈良のあのカバーは良かったのだが、山瀬が走り込んできている状況で、頭で無く自分でボールキープできるようになれば一流なのだが、その後もパスミスやPKを与える守備があり、少しプレーが雑になっている。これまでの疲れが出ているのかもしれない。次節は、櫛引に変えた方が良いのかもしれない。すこし頭を冷やしリフレッシュしないと今後の成長に影響を及ぼす。外から冷静に見るのも必要だろう。

 札幌の攻撃もゴール前に持ち込みながらシュートが打てず、後半フェフォを入れCKのボールにヘッドでのシュートを繰り返すが、相手キーパーの正面を突くものばかり、ファーに陣取って相手のマークをはがす狙いがあったのだろうが、もう少し中に位置取りしないとシュートを防がれる可能性が高い。キッカーももう少し精度の高いボールを蹴らないと相手への脅威とならない。

 もう一つ言うとすれば、一失点目の杉山の位置取りが中途半端だった。あそこまで前に出たならもう一歩前に出て欲しかった。そうすればもっとシュートコースが狭まった。それでこそ守護神なのだが、そこまでスーパーなキーパーなら既に浦和でレギュラーを張っていただろう。曵地が離脱したのは本当に痛い。あれなら、阿波加を使って今後に掛けた方があきらめもつく。

 本当に今季は、ここぞという試合に必ず負けてきた。本当に勝負弱さが今年の課題である。それは監督の力量という意味もある。監督としての能力がここぞという試合に負けさせてしまっていることに監督も気づくべきだろう。

 その証拠に、栃木などは松本育夫さんに代わって好調である。あの人のモチベータ―としての能力を是非見習ってほしいものである。