石井選手のこと

 雪、機能の夜中から10cm程度降り積もった。気温は0度。

引用 報知新聞(http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131127-OHT1T00175.htm) 

コンサドーレ札幌は27日、09年までプレーしたJ2愛媛FW石井謙伍(27)を完全移籍で再獲得したと発表した。5年ぶりの復帰決定に、石井は「再び地元北海道でプレーできることを、本当にうれしく光栄に思う」とあふれる思いを口にした。

 石井が戻ってきた。お帰りというべきだろう。上里が東京FCに行ったあと戻ってきて貴重な戦力となった。そしてまた石井が戻り、若い選手ばかりのチームの中で、選手を纏める役割をして欲しい。

 やはり、若い選手ばかりでは、どうしても良い意味でのずるさや考え方の方向転換が上手く行かない。若さゆえの猪突猛進タイプのチームにどうしてもなってしまいがちである。

 その意味で札幌も将来を考えチームリーダーとなるべき選手を獲得したと言って良いだろう。このチームから離れて行った、西や藤田、岩沼も高校を出て札幌に入りそして出て行った選手たちが他のチームで成長しまた共に札幌で活躍してくれる伝統を作ることは、札幌の歴史を作るうえで重要な事である。それでなければチームは成長できない。

 今シーズンは全ての日程を終え、来季に向けたチーム作りが始まったばかりである。この先契約しない選手も出てくるだろう。その中で少なくとも生え抜きの選手に対しては、チームを巣立って行っても、もし可能なら戻ってこられるようにして欲しい。それが別れの悲しさを減らしてくれる。

 

 この先、札幌から代表に成り、世界へ挑戦する選手も出てくるだろう。そうなっても札幌愛を失わず故郷に帰還できるようにできるルールが出来上がりつつあるのが嬉しい。

 ただ、そのルールを維持するにも、札幌が潰れずに将来に渡って存続することが絶対条件になる。その流れを野々村社長が作ってくれたことに感謝したい。