異常気象

 小雨、気温は16度。半袖で外を歩くには涼しくなり過ぎたかもしれない。


 土曜、日曜と道内は雨が降ったり晴れたりといった天気が続いた。今回道北の方が何故か大雨に成り大きな被害をもたらした。普段はこれ程の大雨が降らない地方なのだが、最近のこれも気候変動の影響が大きいと思われる。

 これ程異常に思える大雨が降るのもここ最近である。それもこれも今まで熱量放出が乏しかった中国大陸で大きな熱を大気中に放出するようになってからだろう。やはり人間が普通の生活をするだけでも大気中に大きな熱エネルギーを放出するが、更に工業製品を作るための向上から放出されるエネルギーも相当量である。

 以前日本が工業国だったころ、大気中に様々なものを放出してきた。しかし、幸いなことに海に囲まれていたためその熱量放出は海に吸収されていたと言って良い状況だった。

 そして、その流れが隣に移ったのだが、如何せん隣の国は広大で人口も日本の10倍いる。その人間が物を作り出す規模は勝手の日本の比では無い。

 まあ、そういっても地球環境はいたるところで変化しているため、中国一国の責任であると断定できない。色々な要因が組み合わさり、大きなうねりとなって世界を駆け巡る。それが良い悪いに係らず、地球上で生活する人間の上に降りかかるわけである。

 この先、こういった変動の影響を受け続けることは間違いなく、それは弱者にとってより影響を受ける結果に成る。ある意味人類淘汰の歯車は回り始めてしまったという事だろう。