天気雨、晴れているのに雨が降り出す。雲も高い位置にあり雨雲のように見えないのだがそれでも雨は降る。気温は11度。
引用 ZAKZAK(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140918/plt1409181655003-n1.htm)
朝日は24年1月4日付の同連載記事でも「(事故発生3日後の)菅の口調は落ち着いていた」と描写していたが、震災発生後の菅氏が周囲に当たり散らし、怒鳴りまくっていたことは当時、首相周辺を取材していた記者には当たり前の常識だった。首相秘書官からは直接、こんな話も聞いた。
「菅さんがあまりに感情的に怒鳴りつけてくるので、秘書官同士で『きょうは何ミリ菅シーベルト被曝(ひばく)した』とか言い合っている」
また、首相周辺の一人は夜回りの記者団に「いま菅さんから電話がかかってきたけど、『あうあうあう』と言うばかりで何だか分からないから適当に切ったよ」と言い放った。
これは、危機に瀕しリーダーの振る舞いというものの大切さを痛感する。一国の首相と言えどもその地位に対して誰もがひれ伏すというわけでは無い。やはり理不尽であったり、周りとの温度差が異なればそれなりに軋轢を生む。それが表に出るかで無いかの違いである。
こういった危機的状況で怒鳴ることはやはり不味いのだろう。てきぱきと指示を出せる度量と頭脳明晰さが無ければ事は上手く運ばない。
日本が終わるかもしれないという状況で、テンパった気持ちも良く判るがそれを見せてはいけない。その行動を見て周りは判断する。
リーダーというものは非常に難しい。それは、いくらリーダーと言えども周りからの信頼を受けなければ何事も事を起こせない。それが無い人間が上に立てば、いくら周りを動かそうとトップが命令しても全体が動かなければ終わりである。
菅元首相も、張子の虎というべき状態だったのだろう。幾ら身分が総理大臣だったとしてもそれを支える人が居なかったのだろう。
民主党政権が政権与党に成った時、それを率いようとする人間は多数いたが、率いることができる人間はいなかった結果がその後の低落だった。
なりたい人間がトップに立つのではなく、トップにしたい人間をトップに据えることが正しい道なのだが、実際はそう簡単では無い。そういうものである。