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 晴れ、気温は6度。今日は、早朝零下になった所が多い。冬は目前である。


 朝のニュース番組を見るとスポーツは、北海道では日本ハムの話題ばかりである。目の前にある情報を集める足が無いため、手軽に取れる日ハムの話題を持ってくるのだろうが、朝から始まって同じ内容を繰り返し流すのは如何なものだろうか?

 今日などは、稲葉選手が引退するということに絡めての手を変え品を変えの連続で飽き飽きする。芸能の話題も自分たちで集めた材料は、CM撮影、ジャニーズ(最近AKBの話題は減ってきた)くらいで、他はスポーツ新聞が掲載した記事を読むのみ。スポーツ新聞を取っている人にとっては不要な話である。こういった当たり新聞を購読する人が減る理由になっているのではないだろうか?

 

 テレビならではのニュースというと、やはり今回のような事件事故をリアルタイムに伝える現場報道だろう。視聴者が興味を持つのもそういった今何が起こっているのか同時進行でニュースが流れることだろう。

 そういった機動性についてもテレビの取材力は低下している。中継用の放送機材が不足しているのだろうか。でも今ならインターネットという通信手段がある。取材クルーも大がかりでは無く2,3人でデジタルカメラを持って現場に行き、編集無しで伝えれば何とかなる世界になってきている。

 或いは今でも行われている投稿という手段を用いても良いだろう。各地に簡単な契約をしたボランティアを置き、何か事件が起これば、スマホから映像を送信してもらうという事が可能だろう。情報を送れば何らかの謝礼をするようにすれば機動力は保たれるだろう。

 また、何らかの教育、訓練を行えば、プライバシーの侵害などの放送コードに引っ掛からない適切な映像を送るという規律さえ守れば、ある程度使える映像が送られてくるようになるだろう。

 テレビ局の売り上げが落ちていると言われる今、ネットに対抗するにはそういったリアルな情報をニュースとして随時流せるかが今後の生き残りの一つの方法だろう。

 

 こんなことを考えるのも、朝から報道とは言えないバラエティを見るしかない現状が耐えられないからである。