対 東京V

 雪。気温は2度。雪は本降りでは無い。一度積もっても朝日と共に消え去って行くレベル。根雪は、この辺りでは12月中旬である。

 寒さに凍える季節がやってきた。ついこの間まで日光浴していた記憶があるのだが、自分の中でその間の気候が記憶にない。冬が来るのはあっという間で、この先4月まで寒い日が続く。

CSで見た。

 東京ベルディとの試合、もう既に3日経ち、記憶から薄れてしまっている。その記憶を掘り起し書いてみようと思う。

 試合は、東京Vのホーム味の素スタジアムで行われた。札幌にとって勝たなければ意味が無く、もし負ければ6位以内という目標は本当に紙一重に成る試合である。ホーム最終戦まで結論を伸ばすにはぜひとも勝たなければならない試合であった。

 勝ちきれば、ホーム最終戦で6位以内が決まるという試合ができ、観客も2万越えを目指せるし、それは札幌にとって経営的にも魅力である。その思いが選手や監督に伝わっており逆にプレッシャーになっている恐れもある。

 試合的には、札幌は怪我による欠場選手の存在が大きかった。そのため故障を抱える上里選手を先発で使わざる負えない状況になり中盤の安定感を失う結果に成った。タラレバでいえば上里選手にもっと能力を発揮してもらいたかったが、その上下動が少ない部分で周りが動かざる負えず、相手の攻撃を防ぐために最終ラインと前が攻撃の際には空いて終い、守備の際は全体に下がり過ぎる結果となった。

 結果的に相手の攻撃を防ぎ切り得点を許さなかったが、攻撃面では、ミドルシュートが多く、もう数メートル前で打てたならというシーンが多かった。それも、カウンターで攻め込む際、ボールを持った選手を追い越し、ゴール前に選手が入り込めばこぼれたボールに食らいつく攻撃が出来たと思うが、それが出来ていなかった。

 本当にこれはタラレバだが、相手に得点を許さないという思いは守備側から伝わってきたが、それも守備の際、最終ラインが5バックに成ってしまうため攻撃時にサイドの上がりが遅くなる点が問題だった。

 本来の3バックは、相手の攻撃側のサイドが下がり4バック気味に守り、反対側のサイドは最終ラインまで下がらず前目で守備をするのが基本だと思う。(相手が強いとそうはいかないが)

 

 そして、味方がボールを持った際は、その10m程前で守っていたサイドが上がることで前線の3+1で相手に対して同数か数的有利に持ち込むことが前提だと思う。

 札幌の先発が3421であったが、これが守備時には442に変形し、攻撃時には334に成るイメージである。何時もそうなるとは限らないが、相手より攻撃時の選手が多ければ余程相手が日本代表レベルでなければ慌てるだろう。

 しかし残念ながら、この前の札幌は、守備時に532攻撃時に352というように中盤の選手数が多くセカンドボールが拾えるがその前のゴール前にいる選手が少ないためミドルが主体となってしまった。

 結局札幌はボランチと呼ばれる位置にいる上里、宮澤両選手の運動量に掛かっており、動きが落ちればサイドが下がらざる負えないという結果に成る。

 本来なら、小野、河合、上原、日高、砂川、薗田といった選手がまともに動ければ元気な選手を試合ごとに使うという事が簡単にできるのだが、その替えるべき選手が怪我や故障明けでは何ともしがたい。 

 結果的に札幌は臆病な試合に成らざる負えなく、その結果が引き分けだったという事である。残り3つ勝って何とかなるか判らないという所まで追い込まれ、棚ぼたを待つしかない。