選挙

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 昨日は、衆議院選挙だったのだが、結果はご存知の通り自民党の圧勝だった。それもこれも反対票を入れたい有権者はいるがそれに対抗する野党勢力が無かった結果である。

 選択肢が与えられない選挙というのも非常に残念なことである。幾ら反対を唱えても、それを表現する術を与えられないのなら民主主義の原点からほど遠いという事に成る。

 何らかの選択肢が有って初めて選挙が成り立つとするなら、対極の勢力が存在しなけれな成らないのだが、その対極となる政党の考えというのが似たようなものなら対極に成りえない。

 確かに対極の考えを持つ野党も存在するが、余にも実社会とかけ離れた主張をされても受け入れることはできない。その対極のバランスというものが今回の選挙に欠けており、それが自民党の圧勝に成ったのだろう。

 どの政党から出たとしても違和感を覚えない候補者が並ぶ選挙は、どこかのアイドルグループの総選挙と何ら変わらない。