テロ

 猛吹雪で朝が空けたが、その風も弱まりつつある。気温は1度。

 猛吹雪の影響でJRの運休や国道で通行止めがあるがそれなりに動いているのも、やはりこういった事を生まれながらに経験している雪国の人間の経験と知恵なのだろう。こういった経験が無い人間にとって北海道の冬は、日本というよりも異境の地とえるかもしれない。

 話は変わる。

引用 ロイター(http://jp.reuters.com/article/jp_mideast/idJPKBN0KG1IH20150107

パリ中心部の風刺週刊紙「シャルリエブド」本社で7日午前、覆面をした複数の人物が押し入り銃を乱射、同紙の編集長を含む少なくとも12人を殺害した。

 先月、アメリカのソニーピクチャーズが情報漏えい事件起こし、映画の公開を行うとテロ活動を起こすと脅された。それに対してアメリカ大統領は、断固戦うと声明を発表した件がある。

 今度は、イスラム教を風刺するマンガを掲載する新聞社が狙われたことで、情報を発信する側は自粛という形になり、言論の見えな抑圧状態になると思われる。

 この戦いは、そういったテロ行為に屈せず自由な言論を展開するのか否かという問いかけと共に、テロ行為を行った団体、国家に対してどの程度の復讐を行うかという流れに成るのだろう。

 その展開如何によっては戦争につながる恐れがあるし、100年経っても終わらない長い戦いが続くことに成るのだろう。それは、人間という種族の持つ闘争本能を呼び起こすことに成る。

 もし、そういった戦いを日本が挑まれた時果たして国はどのような手段を用いるだろう。テロ活動に対してあくまでも警察機能を使った捜査という形で進めて行くのか、それとも自衛隊を投入するような戒厳令下に置かれるかである。

 それは、あくまでも喧嘩慣れしていない素人がその指揮を執るのだから、報復と言う手段は取りにくいし、ある種の世論は、そういった報復に対して自粛を求めるだろう。ただし、そういった世論程身内や自信に被害が及んだ途端攻撃的になり世間を混乱させるのは目に見えている。

 パリで起きたことが今の日本に起きないという保証は何もなく、日本のマスコミは、イスラム教に対する過激な発言はタブーとなる可能性が高く、ほとぼりが冷めるのを頭を低くして待つのだろう。