晴れ、気温はマイナス5度。
雪解けが進みすっかり春めいてきた。2月にそんなことを思うことは余りない。本当の雪解けにはもう一回くらい積雪か猛吹雪があって、その後春一番というのが自分の予想である。しかし、このまま暖かい気温が続けば3月には地面も顔をだす可能性もある。
引用 北海道新聞(http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/593342.html)
19日午前8時55分ごろ、札幌市南区の藻岩山(531メートル)山頂付近で、登山道から約15メートル下の斜面の雪上に高齢男性が倒れているのを登山中の男性が見つけ、119番通報した。男性は札幌市消防局のヘリに救助されたが意識不明の重体。札幌南署は男性が滑落したとみて調べている。
同署によると、現場は山頂から西に約100メートルの地点。男性の近くにリュックサックが落ちており、登山道から滑落した形跡があった。
このニュース朝の道内テレビで報じていたのだが、そこで気に成ったのは、本人の名前が出ているのに身元不明と出ていたことである。普通なら名前が出たという事は、免許書なり名前が判る所持物が有ったからと思うのだが、そうでは無いらしい。
ただ、その所が引っ掛かっただけである。今の雪山は、日中の気温の上昇で積もった雪の表面が融け、それが夜から朝に掛けての温度低下で板のように固まる。なので、普通なら足元が埋まってしまう雪原も土の上を歩くように歩けるのだ。
この後、続報が有ればこの人が何故雪山に入ったのか判るのだが、得てしてこういったニュースの後というのは報じられることが無く、新しい事件事故のニュースで消え去ってしまう。そういうものである。
色々な事は想像できるがそれは想像で真実では無い。もし、この男性が雪山に何故入ったかは、永久に判らないままだし、もしも、この男性がビルの谷間に倒れている所を発見されたとしてもその理由は誰も知らないという事に成るのだろう。