ジャーマンウイングス

 晴れ、気温は3度。日中は相当高くなりそうである。

 フランスで墜落したドイツのLCC航空会社の事故原因は、副操縦士の危険な操作だったようだ。

 最初は、機体の故障あるいは破壊(テロ活動)も予想されたが、まだ不確かであるので今後の情報を待つ必要があるが、今までの情報では、大勢の乗客を道連れに自殺したという事に成る。

 もしそうだとして何故そういう事を起こしたのか、更にもし機長が席を立たなければそういった行動を起こさなかったのかもう当事者はこの世にいない訳なので永久に謎のまま終わってしまうのだろう。

 911以後、テロ活動に対する予防として操縦席のドアが操縦席側からしか開けることができないようになったことがアダとなったが、この事故を契機にパイロットの質が問われる。

 日本でも昔、羽田沖の墜落事故で機長が逆噴射した事故があった。これだけ空を飛びまわっている旅客機があり大勢のパイロットが操縦桿を握っている訳で、何らかの精神異常あるいは精神的病に陥る人間も出てくるだろう。

 大勢の人間の命を預かる人としては有ってはならないことであるが、ひとの命を預かる職業の代表である医者でも群馬大学のように物として扱う人間が存在するのだから、どの分野でもそういった傾向を示す人間は一定の確率で存在するのだろう。

 何々だから安心というものはこの世に存在しないという一つの例に成るのだろう。