映画

 晴れ、気温は10度。


 桜は満開である。ゴールデンウィークにはそろそろ散り始めるかもしれない。この陽気が続けば花見も楽しいだろうと思う。


 今日は、朝3時頃目が覚めてしまった。昨日午後10時くらいに眠ってしまったのでそれ位でも仕方がないのだが、其れゆえかか頭がすっきりしない。

 

 目覚めたものは仕方がないので、WOWOWの番組を録画していたものを見た。「ワールド・エンド酔っぱらいが世界を救う!」という題名で番組紹介ではSFなのだが無理やり突っ込んだ感じで基本はコメディである。

 結局世界を救ったのかどうか判らずじまいで終わってしまったが、何かを訴えるようなものでは無く、適当に笑ってみていれば良い映画である。それなりに暇つぶしになる。

 WOWOWの映画は基本録画して見ることにしている。見ていてくだらなければ消せばよいし、飛ばしてみることも可能で自由にトイレタイムが取れるからである。

 そのため、毎月送られてくる雑誌から情報を得て録画するか、番組表を見て面白そうな題名という基準で捕りだめしている感じである。

 そのため、始めの5分で見るのも諦める映画も多い。やはり見る基本は、その5分で何らかの興味を抱かせるものがあるかという所である。そこで見る気が失せたものは殆どがクソである。もしかしたらこれから面白くなるかと見続けても結局起死回生の展開というのは殆ど無くそのまま何の興味も持たせることもなく終わる。そんながっかりな奴を見たことに腹立たしくなるので見ない方がましだと最近は思い始めている。

 確かに話題性の高い映画は、最初の5分で見る者を引き付ける何かは作り込んでいる。見る者に次の展開を想像させることで最後まで見てしまう事が多い。それは、面白い映画の最低ラインだと思う。

 最初の作りは、OKなのだが、展開に無理がある映画というのも当然あるのだが、結局裏切られた感は少ないと言える。それが有れば多少難ありでも最後まで見ることにしているし、初めてみる映画でもそこから最後まで面白く見ることができる当たりも多い。


 映画を作り人たちも、最後まで見て欲しいと思って作っているのだと思う。最初から見るなという作りで映画を作っているのではないだろう。なら何故最後まで見れないような映画を作り上げるのだろうか、それは感性の違いというなら仕方がないが、凡そ120分席を立たせずに見させるにはやはりそれなりの工夫が必要だと思う。

 こう書くと一端の映画評論家みたいだが、素人の戯言である。

 そうやって録り貯めた映画を休みの日にソファーで寝転がりながら見るのが一つの楽しみである。ガッカリもあり感動や興奮を与えてくれるものもあり、それが全て映画を見る楽しみという事なのだろう。