晴れ、気温は15度。
引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/articles/ASH5Z5RZPH5ZUTIL01M.html)
爆発的に噴火し、全島民が避難した口永良部(くちのえらぶ)島(鹿児島県屋久島町)について、気象庁の火山噴火予知連絡会は30日、「今後も今回と同程度の噴火の可能性がある」とし、大きな噴石や火砕流への警戒を求める見解を公表した。活動は数年に及ぶおそれもあり、記者会見した委員は帰島について「1週間ではあり得ない。最悪の場合、年単位になることを考えておくべきだ」との見方を示した。
火山、地震大国日本で、こういった危険と隣り合わせで生きていることを余り普段実感していないのではないだろうか?こういった災害も身近な出来事ではないためニュースを聞いたときは心配に成るが時間が経てば忘れてしまう。
しかし、実際は何時なんどき自然災害に見舞われないとも限らない場所で生活しているのである。その危険性を何時までも本当は忘れずにいなければならないのだが、人は忘れてしまう。
ついこの間、小笠原諸島付近を震源とした地震が首都圏を襲ったが、それも今ではいつも起きる地震の一つにしか過ぎないとしか感じなく、通常通り生活が始まっている。そこに何らかの危険を未然に防ごうという意識が感じられない。
普通なら今後起きる首都圏直下型の地震に備え、首都機能の移転などが議論されるべきなのに何時まで経っても国は重い腰を上げようとしない。そしてそこに暗し働く人たちも満員電車に揺られながらその土地から離れることを考えない。
ただ同じ日常を繰り返すことが自分たちの使命であるかのように働きそして眠る。まさしく蟻の世界である。
そしてこのニュースが起こった時気に成ったのが、「地震解析ラボ」というページである。
主宰は早川正士氏で電磁波の研究者だが、地震発生前に生じる電波の異常から地震を予知する活動を行っている。元が電波系なので本筋の地球物理系と畑が違い、余りお墨付きを得られていないようだが、少なからず予想を的中させている。
地震の前に地殻にひびが入る時に電波を発生しそれを検出することで前兆を判断するという理論である。この理論が公に認められればこの先の地震予知につながると思う。