雨上がりの曇り、気温は17度、天気予報では今日は朝方雨が降る予報では無かった。高層の冷たい空気と前線の通過に伴う湿った空気の流入は予想以上に大気を不安定にしている。この状態なら何時でも天候が崩れる状態にある。
最近、人の名前を急に度忘れしてしまう事が増えてきた。数分前まで覚えていた名前だったりすると自分の記憶力の低下に愕然とするときがある。
年齢のせいで片付けるのは簡単だが、そんな時に考えなければならない病気の1つが認知症と呼ばれる病気である。
認知症と一つの単語で言い表せるのだが、そもそもその認知症に成る原因はバラバラである。
の4つが主な原因となる。
認知症の原因として良く知られているのがアルツハイマー型認知症だと思う。他に上げた脳血管性の場合は、脳梗塞や脳出血などによる後遺症が原因で、先に何らかのエピソードがあるためCT、MRIなどの画像診断で原因が特定できる。レビー小体型の原因は、レビー小体と呼ばれるたんぱく質が神経細胞の周囲にでき神経の働きを抑制してしまうため記憶を上手く伝えれなくなり、前頭側頭型の場合は、脳の区域である前頭葉、側頭葉の委縮により記憶に障害をもたらすものです。
そして、その中で認知症の原因で最も多い原因がアルツハイマー型認知症と呼ばれるものである。
また、その中でも年齢で64歳以下を若年性アルツハイマー型認知症と呼ぶ。何故年齢で分けてしまうかというと老齢の方と比較して若い層のグループは病状の進行速度が速いということである。
もし、認知症ではないかと疑ったなら病院成りに掛かると思うが、その受診の時に行うテストが長谷川式スケールと呼ばれる単純な問いに答えるものである。もし、心配なら自宅でそのテストをしてみると良いだろう。
そしてやはり病院に掛かる前に考えなければならないのは、アルツハイマー病に掛かった時の症状になるだろう。
やはり初めは、物忘れから始まり、計算ミスが多くなったり、何時もの行動パターンが自然にできなくなったりすると怪しくなる。
人間にも時々度忘れや何でこんなことを忘れてしまったのという事は正常な人でも時折あることである。まあそれが、微小な脳血管の閉塞による場合もあるのだけれども。
それが忘れたころに引き起こすのではなく、度々に成ったら既に黄色信号である。病院の専門外来に受診をお勧めする。症状が進行すれば、他の人が見ても異常な行動を取っているように見えてくる。その程度でもまだ治療をすれば進行を遅らせることが可能である。
日頃生活していて、この程度の事は普通であると思っていても、徐々にそれが心配になって来る年頃である。寄る年波には勝てないが、なるべくならそういった病に掛からず人生を過ごしたいものである。