医療費

 雨、朝6時くらいから降り出した。気温は19度。

引用 朝日新聞http://apital.asahi.com/article/news/2015090400005.html) 

2014年度の医療費が、前年度より7001億円(1・8%)増えて39兆9556億円になった。高齢化や医療技術の高度化の影響で、12年連続で過去最高を更新。厚生労働省が3日に速報値を公表した。1年後に公表する確定値では、初めて40兆円を超える見通しだ。

 昨年度の医療費が39兆円強、毎年の伸び率が2%に鈍化しているとはいえ本体が大きすぎるためその額は大きい。これは年利2%の有利子負債と考えれば良い。

 ただし、後15年後には老人人口のピークを迎えそれ以後は減って行くと考えられるためこの先の医療費の伸びはマイナスに転じる可能性もあるが、その15年の間にこのままいけば、46兆円余りになる計算である。

 その負担を国が行えれば良いが、そう簡単では無い。それには日本の税収がそれを賄うほどに増えれば良いがそうなるとは限らないし、雰囲気的には難しいと考えるのが妥当だろう。

 来年度は、医療保険の改定がある。増えるのを抑える方策を間違いなく国は取ってくるため、医療業界は益々生き残りを掛けた戦いに成るだろう。