対 岐阜

 晴れ、気温は16度。


 昨日の試合、厚別で今年初めての試合だったが、自分の行事が有り残念ながら応援に行けず録画観戦。

 ハッキリ言うと勝った時の組み合わせをいじくると上手くいかない。連戦が続くので当然交代は必要でこれくらいの入れ替えでチームが機能しないのでは何のために練習をしているのか判らない。

 ただし、昨日の試合はまさしく機能しない試合をしてしまった。今の札幌の課題は、やはり若手が思うように伸びてきていないという事だと思う。そこそこ活躍するのだが、ガツガツしたところが見えてこない。

 やはり若手は、これからのサッカー人生を生き抜くために1年1年が大切な時である。スマートにプレーするのはもっと年を取ってからで良い。失敗を恐れて無難なプレーをしていては、この先何も出てこない。

 そしてその見本となるベテラン選手もまた気迫が無い選手が多い。そんなのは若手の手本にもならないし、いてもかえって邪魔である。今の札幌は、ベテランも若手もチームの伸びしろを奪ってしまっている。

 バルバリッチが四方田監督に交代してどうなったかと言えば、新しい変化を求めない継続なのだろうが元々が上手くいっていなかったために戦術的消化不良を起こしている。

 その一つが、攻撃方法の未熟さである。タテポンが不正確で、パス回しからのフィニッシュもボールをゴール前で失うことを怖れ安全な方向ばかり選択する。打っても入らないシュートを打つ必要もないのだが、打たなければ始まらないという時に打てない。更にゴール枠に打てないのもサッカー選手的にはどうなのだろうと思う。人よりも100倍も練習をしていながら何故枠に打てないか、本当に判らない。

 6位圏内から遠のき始め、徐々に選手達がバラバラになりつつある。連勝しなければならないというプレッシャーから動けないのかもと思うが、開幕したころから何も変わっていないことが不憫である。

 試合は、1-2の負け。