今週末の天気

 晴れ、気温7度。

 

 台風23号が静かに北海道に近づいてくる。この時期本州を通らずに北海道を目指して駆け上がって来る台風と言うのも珍しい。ある意味予想外という所である。

 その台風23号だが暖かい太平洋上をゆっくり北上してくるため巨大台風となっている。気象協会などの衛星画像をみると台風の雲が遥か遠くのカムチャッカ半島辺りまで伸びているのが判る。

 台風は、低気圧と同じだから周りから空気を引き込むため北海道上空には北からの冷たい空気を呼び込むため一層秋を推し進める効果を発揮している。ただそれと同時に周囲に高気圧が生まれており北海道全体は台風が近付くまでは秋晴れが続く。

 ただし、その台風も北海道に近付くにつれ親潮が流れ込む冷たい太平洋の上を移動するためそのエネルギー源である水蒸気の量が減るため徐々に勢力を衰えさせ温帯低気圧に変わるのだが、それでも地上で起きる竜巻が消え去るまである程度移動するように低気圧に成ってもその惰性でしばらくは台風並みの力が残るため油断は禁物である。これからしばらくの台風の移動速度により風なのか雨なのかそれとも両方なのか判らない。

 また9日、10日頃には西から近付く前線を伴った低気圧と合流し、進路的には宗谷、オホーツク地方辺りは相当な悪天候が予想される。

 この時期に、こんな大荒れな天気など来なくても良いのだが、それもやはり秋の気まぐれな天候の特徴と言えばそうなのだろう。

 折角の連休が今のところの予報では雨模様なので少し残念、それでももしかしたら連休の最後12日は、意外と早く低気圧が通り過ぎ快晴に成るかもしれないが、それも今のオホーツク海高気圧の張り出し次第で、勢力が弱まれば良いが強いと案外長く台風から変わった低気圧が長くとどまる可能性もあり、そうなれば雨風の天気となるだろう。

 10月10日は、厚別で札幌は金沢と試合する。間違いなく悪い天気と成るだろうから観戦する人は雨具と暖かい服装は必須だろう。自分も予定が無いので久しぶりに生観戦が出来そうなのでそういった装備はしっかりしようと思う。