平和な社会

 曇り、気温はマイナス3度。昨日は日中10度前後まで気温が上がったので相当雪が融けてしまった。


 引用 毎日新聞http://mainichi.jp/shimen/news/20151204ddm002030062000c.html

ロシアのプーチン大統領は3日、クレムリン(大統領府)で年次教書演説を行い、露軍機撃墜事件で対立するトルコ政府について「テロリストを支援している」と改めて激しく非難した。軍事的報復は明確に否定したが、経済制裁を強化する姿勢を見せた。両国の対立は長期化しそうだ。

 こういう記事を読むと、世界は何処へ向かおうとしているのか本当に判らなくなる。

 世界に生きる多くの人は争いの無い世界を求めているはずである。自分が被害を受けるという事が無い社会で生きたいと思うのは普通のことだろう。

 しかし、その普通に生活したいと思う事が結果的に利害関係を生み、相手を滅ぼさなければ自分が滅ぼされてしまうような世界を生み出す。

 世界は、多くの人をその争いの中に巻き込もうとする。その動きは、鏡のように落ち着いた水面を作ること望まず、絶えず波紋を発生させようとする。必ず静となることを望まず動となる方向へと事態は進む。

 今回のISの件、イギリスも爆撃に加わることに成り、既に自体はISを地上から抹殺しなければ自体は収取が付かない様に成ってきている。しかし、既にISの拠点は世界中に散らばっており、それを制圧するのは容易でない状況である。

 しかし、自分たちを守るためには、多少の犠牲があることを承知で前に突き進もうとする。この流れは止めることが出来ず、やがて戦争と言う道に突き進むのだろう。

 果たしてISの占領する街が制圧されたとしても果たして平和と呼ばれる世界が来るのだろうか?そして、今の状況に対する日本の立ち位置は何処にあるのか。

 積極的な攻撃加担か、それとも傍観者を決め込むのか、それともどちらに与することもできず右往左往するのだろうか。間違いなく、最後の右往左往することに違いない。