社会勉強

 曇り、気温はマイナス1度。


 今日は、低気圧の影響で北寄りの風が強まる冬型の気圧配置に成る。そのため日本海側に雪と風の影響があるだろう。ここ2,3日の大荒れの天気で道内のテレビは、気象情報を放送し続けている。北海道に長く住んでいる者にとってこれくらいの天候は当たり前のことなのだが、数年前、大荒れの天気で死者が出てからは、敏感になっているように思える。

 解散報道からお騒がせしていたSMAPだが、解散しないことをメンバーが発表した。そのことを首相もコメントする平和な日本を実感させる。

 改めてSMAPは国民的スターなのだろうと思う。しかし、今回の騒動で改めて思ったのは、燃え尽きる花火が一瞬の煌めきを放って消えるようにこのグループもこれで消えていくのだろうという事である。

 皆が不思議がるようなしきたりも、その世界にズッポリ嵌っていればそうとは思わないように、改めて人間社会の複雑さを感じさせた。ある意味、同じ時代を生きて同じ空気を吸っていてもやはり住む世界という物が存在する。

 馴染んだ社会から飛び出そうとするとそれなりの代償を払わなければ抜け出せない。そういう意味では、芸能界と言うのは、暴力団の組織と変わらないし、何時からかそれと融合した社会を作り上げているのだということである。

 外から見ればその不可思議な社会も直そうとすれば相当な力が必要である。それは、言うなれば戦争するという事だろう。

 そこまでして、社会を変えることを厭わない人間が大勢いなければ何も変えることはできない。しがらみと言う、昔からの不合理な仕組みを無くす努力を絶えずしていくことが大事であり、変えることが必要なら変えていくことが大事である。