台風16号

 うす曇り、気温は15度。

 気象衛星の画像を見ると、きれいに日本列島にそって秋雨前線が横たわっているのが見える。これから近づくだろうと予想されている台風16号も勢力を増しながら北上しているのが見える。


台風16号は、中心気圧が965hpaと強烈でこのまま近付くと大きな被害をもたらしそうである。進路も予想では北九州付近を通過しながら日本海を北上し北海道周辺で温帯低気圧に変わりながらも北海道に上陸する可能性は高い。まだ日本海の海水温は高いため勢力を弱めながらもそれなりの風台風になる予感がする。

 また、それとは別に南洋上にある台風の卵もこれから17号に変わると予想され、進路的には関東を直撃し北上する形になりそうである。これはあくまで今の時点ではそうなるかもしれないという感じである。

 まだ南洋上の地帯では台風の発生に必要な熱量を蓄えた状態で次々と生まれやすい状態になっており、もしかすると9月、10月は日本列島に続けて台風が訪れる可能性が高い。

 北海道は、まだ台風の被害の影響が残っている状態で復旧活動が続いている。今回の北海道の被害は1200億円程度らしいので、自然災害とはいえ代償は大きい。毎年そういう被害が予想されるなら人の生活する場所の変更をしなければならないが100年に1度程度の被害というのなら中々住まいまで移そうという気にはならないのだろう。