対町田戦

 曇り、気温は12度。

 昨日のドームの試合、3-2で勝利し首位の座を独走する体勢に持ち込んだ。

 仕事を早く終わらせて駆けつけることも可能だったが、月曜日の仕事はそれなりにありドームの近くに住んでいるのなら別だが試合後に家路についてと考えると少し億劫になる。ドームの開催も色々制約があり日曜日に試合ができないという理由も分かるが、厚別がもう少し駅近ならと思うがそんなことは無理筋というものである。


 試合を見てて思ったのは、都倉の不調である。好調時は相手を交わせたプレーもここのところ体の切れが今一つなためブロックされる。しかし、得点は取りたいために無理やり突っ込んで失敗することが増えてきている。

 

 しかし、ストライカーの本能がそういったプレーを選ばせているのだとは思う。また得点が入りだせばケチャドバになるのだろうが、トンネルは長そう。

 そして、そういったときに得点を取りだす内村も同じく点が入らない。シュートはするがジャストミートをしない。これでコースが良ければと思うがキーパーの守備範囲で終わってしまう。

 そんな時に点を取り出したのがヘイスとジュリーニョという外国人コンビ。この2人が調子を上げてきたことが転落しない要因である。これで4人が同時に不調に陥ったら最悪だった。


 しかし、昨日の試合は守備陣が簡単に間に入られたシーンが目立った。その原因は、やはり宮澤、前のボランチが上手くボールホルダーに圧力を掛けられず突破を許したことがある。あそこでもう少しボール奪取できたら相手の勢いを止められたのだが、相手もそれなりに上手かった。もう一つは、何となく自分の守備範囲を決めていて相手ボールになると後ろを向いて戻ろうとする。だからゴール前まで持ち込まれるのも一つの要因。少し守備の約束事が増えてそれを選手がまだこなせていないのかもしれないが、来年J1だとしたら不安の一つでもある。

 もう一つ付け加えると、ゴール前のチャンスに必ず登場する石井ちゃん。彼のゴールへの嗅覚は素晴らしい。いつの間にかチャンスの場面に登場する。しかしなぜかシュートは入らない。あれだけチャンスに絡み1ゴールというのはがっかりである。ベテランになってきたのだから少し老獪さを出してほしいものである。


 結論は、勝てば無問題のだと言いたいところだが、選手の動きがちぐはぐであったところが反省点。相手の町田が攻めてきたのでカウンターが決まったが長崎のようにゴール前を固められたときにどうやって得点を決めるのかが課題になるのだろう。これは日本代表と同じ。次節の北九州はどうなるのだろう。