曇り、気温はマイナス6度。
仕事始めの一日は、忙しくもなく挨拶だけで終わってしまった。そろそろ人との関係をめぐる付き合いから身を引いていこうと思っているのだがそうとはいかない。本当なら悠々自適の生活をして暮らしていくのが良いのだが、それができないのが今の日本である。年老いても自分の力で生きていくしかない。
昨日TVHの警察24時という番組で、道に迷ったおじいさんが出てきた。午後の2時ころ家を軽トラックで出発して午後8時ころまで家に帰れなくてうろうろしていたという。
同様なことが昨年に起きており、その時は小学生を車で撥ねてしまった事件があったはずである。この番組の撮影もそのころではなかっただろうか?
本当にこういったお年寄りが今後ますます増えていくだろう。自分は大丈夫と思いながらも徐々に衰え病は進行していくため周りもつい気を許してしまうのだろう。そして何か事件が起きてからあの時こうしていればと思うものである。
今後の高齢化社会に向けてキーワードは、ロボットということになるだろう。ロボットは、自動運転カーをも含むものといってよい。
人の幸せのために人に尽くしてくれるAIが存在すればと思う。人に変わりものづくりを行い、人の嫌がる仕事をこなしてもらえれば社会は変わる。人の人口の減少を補う存在になってくるだろう。
そんな世の中が生まれ普通になった場合、人間の存在意義はどこにあるかということが問題になるだろう。仕事はロボットに任せてしまえば何もすることが無く娯楽しか時間を使うことがなくなれば、カプセルに閉じこもり薬などの力で夢の世界に浸っている人間が増えていくだろう。そんな人間に地球に存在する価値がなくなってしまうのかもしれない。
人と争わないロボットが世界を埋め尽くし、人の争いを止めることができるなら地球は平和な土地になるだろう。本当にSFのように人とロボットが共存していく世界が生まれてくるのだろうと思う。
21世紀が人類の存在を変える分岐点になる。