今年の天気は

 曇り、気温はマイナス4度。

 昨日は、雨からみぞれ交じりの雪に変わり道路は水路のようになっている部分もあった。盛大な水しぶきを上げて走るためせっかく洗車した車は元に戻ってしまった。

 先週見ていた今週の天気予報は、予報する会社によって大きく異なっていた。その原因は、大きな温帯低気圧が日本を横切った後の低気圧の位置であったと思う。

 発達した低気圧がアリューシャン列島付近に停滞した場合、その影響で北海道は西高東低の気圧配置になる。それによってもたらされる寒気が北海道の天気に大きく影響を及ぼすと思われたからだと思う。

 実際今の天気図は、オホーツク海の北に低気圧が鎮座しているが、日本列島を横切った低気圧はそのまま南寄りの位置に鎮座している。そのために気圧の幅は狭くなく、風はそれほど強くないと予想される。

 更に今は北極波動が乱れており、北極圏は大荒れの状態でもある。この状況から考えて、今年の冬は今後寒暖差が激しい天気が続くと予想される。しかし、その冬も1月が残り少なくなり2月を過ぎれば峠を越すと考えられるので、比較的春は速く到達するだろうと勝手に予想してみる。

 ただし、天候は安定せず暑くなったり寒くなったり変化の激しい一年になりそうと今から予想しておく。こういった予想も確率的には下駄を放り投げて裏か表が出る確率と同じと考えてよい。ハッキリ言ってしまえば安定した気候というのは南と北に長い日本ではありえないわけで、必ずその地域によって変動の幅は異なるものである。

 だから、長期予報を行う場合必ず当たるところと外れるところが存在する。それが予報というものである。