北のミサイル実験

 晴れ、気温は16度。久しぶりの朝からの青空で気分が良い。このまま晴天が続けばと思っても土日は曇りかところにより雨という生憎な天気である。

引用 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20170609/ddm/002/030/066000c) 

北朝鮮は8日午前6時20分ごろ、北朝鮮東部・元山(ウォンサン)一帯からミサイル数発を発射した。韓国軍は地対艦巡航ミサイルとみて「米空母を含む米韓合同訓練に関連して、対艦精密打撃能力をアピールするための発射」と分析している。最高高度2キロで飛距離は約200キロだったという。日本の排他的経済水域EEZ)の外側に落下したとみられる。

 日本で国会が明後日の方を向いている間に、北朝鮮では武力行使に向けた試験を着々と行っている。いくら武器を用意したとしても、きちんと発射できるかあるいは狙った処に飛ぶことを確かめておかないと張子の虎と同じである。きちんと性能を確かめて準備しておくのは当たり前のことで、北朝鮮としては作った武器が性能通りの効果を確かめて成功したことは何時でも戦闘準備に移れるという確証を得たことになる。

 今までは、ミサイルを持っていても確かめることが出来ないほどの性能だったがここ数年で大気圏に突入するほどの性能を得たことは確実に日本に対する脅威が増したことに他ならない。

 更に今度は確実に核実験、それも実際に使用する型の爆弾タイプのものが確実に爆発するかの確認実験を行うのは間違いない処である。

 ただし、今は日本海側に米軍の空母が滞在し北朝鮮に睨みを利かせて居る為、あるとしたらどこかで大規模なテロ事件が起きるか大きな戦闘が起きる時期を狙っていることだろう。或いは、トランプが弾劾を受けて国内に目を向けざる負えない時というのも考えられる。

 そういったことが起きた時に何時でも実験できるように体制は整えているだろう。更に、北朝鮮は潜水艦から発射できる核ミサイルを製造してると見られているので、大掛かりな設備を準備しない形での実験をする可能性もある。

 日本が動かなければ世界は動けない、この争いは日本でいえばアラブ諸国のつばぜり合いを見ている感覚でヨーロッパの国々は見ているだろうから、世界にとって北朝鮮への関心は薄いと考えるべきである。

 だから、日本国民が思うほど北朝鮮問題について世界の関心は薄いだろう。今回の問題は、本当に北朝鮮対日本、アメリカの問題なのだと認識すべきだろう。

 いざとなって有事が起こればアメリカは手助けしてくれるかもしれないがアメリカ自身が不利益を被ると判れば手助けをしてくれない可能性もある。そういった場合を想定しての対処は必要である。

 本当は、北朝鮮の問題を国会で議論しなければならないのに、その話題をそらそうとする勢力が動いているようにしか見えない。