北朝鮮11回目の発射実験

 晴れ、気温は18度。

 今日はドームで浦和戦である。3万にを超える観客が入る試合、選手たちの後押しをできるような雰囲気であってほしい。

それとは別に嫌なニュース。

引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170729-OYT1T50001.html) 

 北朝鮮は28日午後11時42分頃、同国中部から弾道ミサイルを発射した。

 ミサイルは45分程度飛行し、北海道・奥尻島沖の日本の排他的経済水域EEZ)内の日本海に落下したとみられる。航空機や船舶などの被害は確認されていない。北朝鮮弾道ミサイルが日本のEEZ内に落下するのは、6回目で、7月4日以来。弾道ミサイル発射は今年11回目。

 排他的経済水域内ということは、日本の漁船も操業している地点である。更に北海道の目と鼻の先であり、もしまかり間違えば北海道内に飛んでくる可能性がある。

 しかし、これまで何度も発射事件を繰り返しているためか、国際社会の反応は日本以外鈍い。射程もアメリカ本土までは届かないと考えているのかアメリカもあまり気にしないところがあり、本当に射程が伸びなければ北朝鮮の動きを国際社会全てで制裁を加えることは無いだろう。

 欧州は欧州でISの問題があり、テロ活動の防止に躍起となっている。その部分で極東の地において何が行われようとも気にならないのは、誰でも同じであり、ロシアなどは、もし何かあれば反対に攻め込むぞという気持ちがあるため却って北朝鮮に友好的なふるまいを見せている。更に中国は、習近平の国内統治に力を注いでいるためと、国内経済破たんがそろそろ見えてきているのだと思う。国内問題に手を取られ北朝鮮問題はこれまた見過ごすつもり。

 更に韓国は、ロケットが自分の国の上空を通り越していくため危機感を持っていない。自国との戦争にはならないという気持ちがあるのだろう。同じ朝鮮人の中での相手は攻撃してこないという何となく理由不明の考えが彼らを支配している。


 翻って日本人はどうかと言えば、北朝鮮が核開発を進めているのに対し自分たちができることは声を上げるしかないと悟りきっているため、声を上げ続けることのむなしさを感じている。だから、無関心な人間が増えてきているような気がする。

 ISのような危険な思想を持って行動するかもしれないという考えが無いようである。それは、マスコミも同様で、ニュースでは取り上げるが、日常はいたって平和で芸能人のゴシップと安倍叩きをしていれば番組はできると考えているようだ。

 それにしても加計問題、国会審議が終わり蓮舫が辞めたことで何となく休戦状態である。批判の急先鋒だった朝日、毎日も振り上げたこぶしをどうやって下げようかと考えているようで、何やら総括を始めた。

 

 すべての問題をうやむやにしろとは言わないが、今回の籠池、加計の問題は、明らかにうやむやになったのは間違いない。果たしてこの先今回のようなマッチポンプを繰り返していくのだろうか?

 繰り返せば繰り返すほどマスコミの信頼性は薄まると思う。そえを覚悟して今回の報道だったのだろうが。

 日本の大手マスコミがフェイクニュースを流さないという一種神話のようなことはあり得ない。ニュースを知らせるのも何かの影響を受けて意図的に流さないようにするというのは明らかな事実であり、今後も変わらない。彼らも社会の一員であり何らかの組織には所属している。その所属するチームの影響で行動するのは当たり前で、それでなければ異端である。

 慰安婦問題も、本当なら真実を解明して報じなければならないことを結局、最初に作り上げた架空の話から話は大きくなってしまった。更に実際に慰安婦が存在したことは事実だったため、訂正して報じようとはしなかった。その長い間のフェイクが日韓関係をこじらせている。

 フェイクニュースで国際問題を作り上げることが出来たのは、マスコミの力の証明かもしれないが、結局その嘘がばれてしまえば、どこかにフェイクが隠れているのではないかと疑ることは当たり前となる。

 果たして、今後北朝鮮問題を真摯に取り上げるのだろうか?あるいは関係悪化をもくろみ何らかの世論操作を行うつもりなのか注意してみていく必要がある。