対横浜FM 0-2

 曇り、台風が来ず雨雲だけがやってきた今週である。気温は19度。

 昨日のドームの試合、端から行くのをあきらめていたのでDAZNで視聴。

 試合は、前半ゴール前を固めるマリノスの作戦に戸惑う札幌、ロングボールからの好機があったがあれを決められれば一流だが、そんな選手はいなかった。ロングボール以外は、相手の守りに臆してドリブルで突っかける選手もなくただやみくもにサイドからボールを上げても相手のDFに抑え込まれ得点機はなかなかやってこない。

 明らかに相手が守りに入った時の得点機会は今のコンサドーレはセットプレイしかないのだが、最近のコンサドーレは依然と比べ菅、チャナティップと身長が低い選手が前に増え、背の高さの優位性が消えてしまった。

 昔ならDFにヘディングだけはという選手もいたが、今はいないため攻撃のパターンを変えていく必要がある。ジェイが加わってと思ったが、次は都倉が出場停止と中々攻撃の手駒がそろわないのが痛い。

 昨日は、宮澤がベンチにおらず、早坂、田中もいない。怪我との話は聞いていないが不調なのだろうか?控えのこれという選手が居ないためやりくりが非常に厳しくなった。

 後半、相手のヘッドに対して誰も競らずにフリーで打たせたのは、守りの緊張が足りない。菅が痛んで外に出ていたのも集中を切らす要因になったのかもしれない。更にGKのクも右肩に当てたのだがそのままゴールに入り、2点目も自分で弾いてゴールに入れるという失態で、チームのリズムを壊してしまった。都倉もあれは次の試合のことも考えてファールをする必要は無かったと思うがつい手が出たのだろう。その前の相手との接触で審判に目を付けられていたのでカードは出ると思っていたら出た感じである。

 次のホームは残留争いの相手である甲府。相手も相当こちらをチェックして手堅い試合をしてくるだろう。今日のマリノスと同様守備には定評がある。間違いなく得点を取るのに苦労することは確実である。

 ジェイも故障明けなのか動きがあまり良いとは言えず、後半の交代要員だとするとワントップは内村か金園かそれとも思い切って菅をワントップに入れてくる手もあるかなと思う。或いは、金園、菅のツートップにチャナテイップがその下、となると背の低さは結構目立つ。金園が覚醒してくれれば良いがどうだろう。一シーズンに一度くらいはびっくりする活躍をする試合が必ずある。その試合が甲府戦であれば良いのだが。

 後は、疲れが目立つ兵藤は休ませたい気がする。更に荒野も連戦が続き流石のスタミナも尽きた感じ。更にマセードもこのところ先発が続き良いパフォーマンスを出せていない。福森もちょっとキックの精度が落ちてきている。夏場の連戦は各チーム同じののだろうが、休ませても変わりがいるチームは上位にいる。それができないチームが下位に沈む。

 この先は、勝たなければいよいよ下位チームが補強を行いじわじわと迫ってくる。広島、大宮などは選手層や補強で元々力があるチーム。今のままでは確実に抜かされてしまうだろう。抜かされないための秘策が無ければもうがたがた行ってしまいそう。

 日曜の試合は、コンサドーレ甲府にとって死活問題。J2に一緒に落ちる可能性も出てきたのだからここは引き分けではなく勝たなければいけない。それは両チームとも同じ。果たして結果は如何に。