台風停滞

 曇り、気温は15度。肌寒い気温となっている。日中はもう少し気温が上がるようで25度に届くかどうかになりそう。これも、台風15号の影響で停滞前線が文字通り停滞し、更に北にある高気圧が台風の渦が北風を北海道の上空に送り込むモーターの役割をしているためである。

 更に今回の台風は小笠原諸島周辺に停滞しここ2,3日同じ場所にいる。太平洋の高気圧が弱く台風が北に進む原動力を得られないためである。このまま停滞すれば、勢力は弱まることは無くもっと巨大化する恐れも出てくる。

 衛星写真を見ると、雲の渦は徐々に巨大化している感じである。正し渦の大きさと中心部分の風の強さは比例するわけではない。しかし、水蒸気画像を見るとしっかり台風の周囲に水蒸気があり、停滞すれば間違いなく巨大化するだろう。

 しかし、これが日本列島に上陸しなくて幸いだった。もし上陸すれば甚大な被害を日本に及ぼしただろう。それていくだけでも良しとしなければならなう。

 この台風が過ぎれば太平洋高気圧の勢力も一層弱まり北海道周辺はオホーツク海高気圧が勢力を強め、瞬く間に冬を連れてくる季節になる。

 穏やかな秋であれば良いのだがと思う。