敵の敵は本当に味方か

 曇り、気温は11度。昨日の夜から降り始め朝方まで雨が降り続いていた。一雨ごとに秋が進む感じである。

朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASK9W5RC4K9WUTFK015.html) 

衆院解散直前になって小池百合子東京都知事の新党「希望の党」と、民進党の合流構想が急浮上した。安倍政権に対抗する一点で結集できれば、衆院選の構図が一変する可能性を秘める。だが、新党への身売りにも近い合流構想には民進党内から強い反発が出ており、四分五裂となる可能性すらある。

 このニュース、朝日新聞社にとってこの話は寝耳に水あるいは青天の霹靂だったのだろう。驚きが良くわかる記事である。反安倍新聞にとって衆議院の解散もやられた感が満載だったが、反安倍勢力を結集して安倍政権を倒すためにやはり民進党の力が必要だと思っていた筈。

 

 ところが、反安倍ではなくもしかしたら親安倍になりそうな小池新党にすり寄るとは朝日新聞も考えていなかった。その証拠にそれまで朝日新聞が上げていたのは野党勢力の結集であり、共産党との選挙協力であった。それ以外は、自由党くらいなもの。

という話と別にもう一つ朝日新聞の姿勢について判りやすいもの。それがこの問題である。

引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2018/topic/20170927-OYT1T50086.html

来年開催される韓国・平昌ピョンチャン冬季五輪・パラリンピックのホームページ(HP)に、今年2月から7か月間、日本列島が消えた状態の世界地図が、掲載されていたことがわかった。

 日本政府が27日、韓国側に是正を求め、同日、正しい地図が掲載された。

 世界地図の中から日本列島が消されている地図をオリンピック委員会の公式ホームページに掲載していた問題。明らかにミスの類ではない事実である。これに関しては、悪意があるとしか思えない行為なのだが、何故か主要新聞社の内、朝日新聞のみ記事が無い。紙面にもデジタル版にも存在しない。

 菅官房長官が公式会見で指摘したので当然その場に朝日新聞の記者も居たと思うが記事にならなかった。慰安婦誤報問題を抱える朝日新聞にとって韓国を貶めるような記事は載せないという方針が良くわかるところで、日本国民の感情には視線を向けず視線は西のかなたの国にあるのは間違いないようだ。