野次

 曇り、気温は3度。昨日は、上川地方の平野部に初雪が降ったという話である。何時もより6日早い初雪だそうである。


 新聞各紙で選挙の予想が出始めている。

 予想では自民党が300議席を超える勢いで、そのほかの野党勢力は、希望、立憲ともに50から40議席という予想である。これを見て反安倍色を鮮明にする処は、無党派の投票を呼び掛けているが、その無党派層が入れたいと思うような野党が無い状態になっている。

 モリカケ問題に端を発した安倍下ろしを企てた人たちは、今回の選挙結果予想を見てどう思うだろう。それに対して今回の選挙の圧勝予想が出て気が緩んだのか、トランプが来日した時にゴルフをやるというニュースが出てきている。ゴルフをするには当然選挙後も総理大臣の椅子に居なければならないわけで、少し浮ついているのではないかと心配になる。

 もう一つお話が、安倍首相の選挙演説に対する野次。

 朝日新聞の今日の朝刊の社会面に載っていたのだが、選挙期間中の応援演説に対して野次ることは公職選挙法では罰せられないという解釈らしい。朝日新聞の解釈によると過去にも演説中に野次を飛ばして逮捕された人はいないという理屈かららしい。

 ただし、こういった野次を野党の立候補者に対して行われた場合、きっと紙面で市民の演説を聞く機会の妨害で断固許せないという記事が躍ることだろう。民主主義の侵害であると。

 しかし、相手が自民党の議員であれば民主主義の侵害にならないというのが朝日新聞のスタンスである。ある意味、不思議なクオリティペーパーである。

 もしこの行為が許されて、多くの選挙演説会場でこういうことが起こったら選挙活動自体が成り立たないだろうし、やはり聴衆の聞く権利というものが妨害される事態になれば、選挙が成り立たなくなるという小学生でもわかる理屈が判らないらしい。

 ここは我慢して、自分たちが応援する人たちに対してもたしなめる言葉が必要だろうと思う。一体朝日新聞はどちらの方向に日本を導こうとしているのか益々判らなくなっている。

 自分たちを非難する安倍首相に対して対抗する意識は大きいのだろうと思うが、それが高じればただのアジびらに落ちてしまうと思うのだが、そこまで行ってしまうことに反対する人たちは朝日新聞社内にいないのだろうか?