千葉紀

 曇り、気温は9度。南から丁度暖かい空気が入り込む温暖前線の影響で気温が上がっている。前線なのですぐ後には寒冷前線が近付いており、すぐに寒さがやって来る。今日あたりからまた寒い北風が吹き込む日が続く。

引用 朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASKCF7J7QKCFUTIL05Y.html

地球の地質時代の境界を代表する「国際標準模式地」候補になった千葉県市原市の地層「千葉セクション」。決め手は、そこで確認できる地磁気逆転の痕跡と年代だった。

 地球は大きな磁石だ。過去に何百回もN極とS極が入れ替わっており、最後の逆転が起きた時期の特定が課題だった。

 磁力をもつ鉱物が含まれる岩石を調べれば、その時代のN極とS極の向きがわかる。千葉セクションは240万年前から50万年前までの地層が観察できる希少な場所で、磁場逆転の痕跡も確認できることで、海外の地質研究者からも注目されてきた。国立極地研究所の菅沼悠介准教授らはこの地層の堆積(たいせき)物を分析し、最後の逆転が77万年前だった証拠をみつけ、2年前に発表した。

 

このニュース、以前ネット上でも話題になっていて、地質学上の大発見であったはず。それが地球の歴史の名称になるという。歴史で習うはるか昔の時代を「白亜紀」「ジュラ紀」と呼んで区別していたが、その区別の方法に「チバニアン」(日本だと「千葉紀」になる?)という呼び名が加わるのだから大したものである。

 ただしその呼び名がチバニアンだと、何となくチバニャンとか言い間違いが起きそうである。そうなると何となく猫がその時代を支配していたような気もしてしまう。

 その元々の発見は、地球のN極とS極が逆転した証拠を見つけたことなのだが、それが時代を分ける記号になったわけである。

 ちょっと、地球のN極とS極が逆転した事実も興味があり、そうなった時は、一瞬で変わったのかそれとも徐々に変わったのか知りたいところである。一時期でもNとSが行方不明になった期間があるとすると。もし近未来に逆転するようなことがあればその間の地球環境はどう変化しただろう。