日本代表 対ベルギー

 晴れ、気温は0度。外に出るとヒートショックを起こしそうになるくらい頭がキーンとする。

 朝早くからベルギー戦をやっていた。録画をしていたので早送りしながら見ていたのだが、両チームともミスが多い試合だった。遠征疲れがあるのか前半は入りは足が動いていたのだが、徐々に足が動かなくなり、相手に引かれると何もできない状態になってしまう。日本の決定的瞬間は無かった。それよりか危ないシーンは多かったが、それを無得点で後半半ばまで凌いでいたのだが、隙を突かれて失点してしまうのは残念。

 はっきり言ってしまえば、今回の遠征は、日本より格上のチームと戦って世界とどのくらい差があるかの確認だった。世界トップレベルとは差があるのは間違いなく、その次のクラス位なら善戦できるかなというレベルにいることは良くわかった。

 世界ランクが40位台なのだからそんなものだろう。というか、だいたい当たっているというのが素直な感想である。今の実力で予選突破し上位に食い込むとなると難しいというのが本音である。

 前回のW杯で本田や長友が優勝目指すといっていたのが、今思えば身の程知らずだったということなのだろう。本当に夢を見ていた感じが良くわかる。でも、それを信じていた人も日本人の中にいたのも事実である。

 しかし、今回の2試合を見ていて、日本の実力のほどが良くわかり、これで優勝などと口にしても日本人は誰も信じないだろうし、もし、優勝してしまおうものなら世界はひっくり返ることは間違いない。

 だからといって、大人と子供くらいの実力差があるわけではないのが良くわかった。その差は、日本でいえばJ1の上位チームとJ2の上位チームが試合をした感じといえば良いだろう。10回やれば2回くらいは勝てるような気がする(それなら5回に1回と書くべき)レベルの差である。

 後、半年余りでその差を埋められると思う人は、頭にヒマワリが咲いている人位である。この差は、やはり10年単位でしか埋まっていかない。それを考えると差を埋める努力をし続けなければ絶対埋められないし、ここであきらめたら100年経っても埋めることはできない差である。

 コンサドーレは関係ないが、コンサドーレがJ1で優勝するレベルといって良いだろう。