明日は大一番

 晴れ、気温マイナス3度。昨日は、道内も積雪のところがあったらしい。


 明日は、いよいよコンサドーレの試合がある。選手は、既に現地入りしているようだ。朝のニュースでは、キャプテン宮澤がインタビューに答えている映像も映し出されていた。

 

 相手も残留争いにおり、ホームの試合だということで気合が入っていることだろう。絶対勝つという気持ちで試合に入ってくるのは間違いないところで、それに打ち勝つには、やはり作戦である。相手が試合開始とともに圧力を掛けてきた際に、それに負けじと前に出ていくのか、それとも受け止めるのかが試合の鍵だろう。相手が引いてくるとはとても思えないし、そういう戦いは次につながらない。

 コンサドーレは、勝ち点で3の差があるため勇気を持って前に出られると思う。だから相手のボールの出し手を抑えるために、何時もなら左右のMFが引いて5バックになるのだが、引かずにセンターライン付近で相手の攻撃を受け止めることになるのだろう。そこから奪ったらショートカウンタというのは予想できる。

 相手もコンサドーレが前目に来るのは予想するだろうから、サイドの裏を狙いそこから仕掛けてサイドチェンジしてゴール前に入ってきたFWに合わせるを繰り返すだろう。その攻撃は札幌ドームでも見せていた。攻撃の時は、サイドがボールを持てば速い展開でサイドチェンジのボールを上げ、どの選手もゴール前に駆け上がることをチームの基本としている。

 コンサドーレも前に前に圧力を掛けていると再度に大きな穴が開く、そこに戻るのはサイドバックの選手とボランチの選手という約束のようなものがあり、ヨーイドンの駆けっことなる。相手の選手も足が速いので、何本もそれをやられたら早々に足が止まってしまう。その辺りの駆け引きをどうするかが監督の采配次第ということになるのだろう。

 札幌は既に氷点下になり、選手たちの体も徐々に寒冷地仕様になってきているだろうから、明日の試合時間の気温も気になるところ。20度以上になるときついのでなるべく気温は低い方が好都合。幸い明日の静岡の最高気温は13度とまずまずの気温である。

 後は、少し試合から遠ざかっていた試合勘が直ぐに戻るか、浮ついた気持ちで入ると危ないのは何時ものことである。明日勝てば自力で残留が決まるわけで、そうなれば残り2試合は、自分たちの思うように試合ができるはず。勝って北海道に帰ってきて欲しい。