大谷選手

 曇り、気温はマイナス7度。昨日は、猛烈な風や雪という予報で恐る恐る家路についたが、風が吹いたのは日本海側と岩見沢当たりの丁度西から東に抜ける平野だけのようだった。

 今朝道を歩いていると小さな枯れ枝や枯葉が少し落ちていたので時折強い風が吹いたようだが、被害が出るほどのものでは無かった。

 今日は、低気圧はオホーツク海側に抜けていったので吹き戻しの風がまた強く吹くらしいが、少し離れてしまったのでこちらの方への影響はないようである。

 その低気圧は、しばらくオホーツク海に居座るようなので、等圧線の間隔は狭いようなので強い風が吹き、日本海側に発生した雪雲が年末は絶え間なく北海道上空を通過する予定である。風や雪には注意が必要である。

 昨日は、日ハムの大谷選手の会見が行われ、民放各局の道内ニュースでその映像が流れていた。彼の人生の歩みは、やはり濃い人生を歩んでいるのだと思う。

 人生の濃さというのは、やはり何人の人に関心を持たれるかということだと思う。かかわりのある人が多ければ多いほどその人の人生の密度は大きくなる。反対にかかわりが少なければ少ないほどその人の人生は平たんなものに成りやすい。正し、そういった明るいばかりでは無いのが人生であり、今後、暗い人生が待っているかもしれない。その歩みが明るければ明るいほど暗黒面に突入した時に喪失感は却って大きいかもしれない。

 大谷選手がこの先、世界でも有数な選手に成り、活躍する可能性が高いのだから誰も彼の人生に文句を言う人はいないし、彼の活躍を自分のことのように思ってくっれる人は数多くいるのが今回の会見でも判ったことだろう。

 高校野球の時から注目され、更にプロ野球の世界でも一挙手一投足が注目され続けてきたのに彼自身はそれに対応する術を知っている。実際は腹黒くても自分がどういった選手として周りが期待しているかを自覚しているからこそ期待に応える対応ができる。いうなら誰もが憧れるスター選手はどういう者か、ヒーローはどういった行動を取るのかを知っている。その期待に見事に答えてくれていると思う。

 何やら上から目線の書き方になってしまったが、やはりスターになるべくして生まれた選ばれた人間というかそれに近付こうとしているのは良くわかる。

 かれが本当に大リーグという本場で、そして野球というスポーツの中で活躍することを望んでいる。そういえば、彼が行くアナハイムエンジェルスの先輩である長谷川滋利さんはどうしているのだろう。大谷選手が大リーグに行く関係で取材申し込みは多そうだがあまり出てこない。ググってみると全米アマの地区予選会を突破という記事が上がってきているが、今はゴルフに夢中なのかそれともこの騒動に加わるのを望んでいないのかもしれない。