競争

 雨、気温は1度。明け方から降り始めた雨は今がピークである。歩道の雪が融け氷が顔を出し極めて滑りやすい。

 昨日で、暦通りの正月の休み期間が終わった。仕事のやる気を失った部分とやる気を出さなければならないことが年度末に向けて山積みと言った状況である。

 コンサドーレの『北海道コンサドーレ札幌キックオフ2018』が1月13日きたえーるで行われる。その日を境に選手たちはキャンプインしてJ1リーグの新しいシーズンを迎えることになる。

 それを迎えるにあたって続々と加入する選手の名前が出てくる。新加入の選手は、駒井、宮吉、三好、白井、菅野と若手を中心に真ん中の選手を中心に加入することになった。それと同時に出ていく選手も同じ程度いることになる。

 外国人選手もGKのク、チャナティップ、ジェイは決まったとニュースが流れたが、ヘイス、ジュリーニョが正式に発表はされていないと思われる。

 何となく今まではベテランが中心のチームだったものが、徐々に若手を多く含む陣容になってきた。ベテランの技術と若手の勢いがチームに相乗効果を生んでくれれば良いと思う。

 更に監督もミハイロビッチに代わり、チームの戦い方も当然変わってくる。今までの守ってカウンターという形から前線に選手を走らせ相手を圧倒する戦い方になるのだろうが、その戦いの集大成があの浦和の戦い方だと思うとやはりチームの真ん中にボールを散らせる選手が必要ということである。今のコンサドーレにそれに合う選手は、キックの精度から言えば福森なのだろうが、大胆にコンバートしてくるのだろうか。

 また、噂ではお気に入りの選手を固定して使うことが多いということだろうから、今いる選手の大半はベンチかベンチ外に固定されてしまう可能性も高い。

 その辺りの選手のモチベーション管理を四方田さんが引き受けるのかもしれないが、上手く行っているうちは良いが負け試合が増えれば当然離脱する選手も増える可能性もある。

 プロというのが元々そういった性格なうえ、適合しない選手は適合できるようにしなければプロではないし、適合できない選手はチームから弾かれるはずである。契約選手が20人くらいならそれ程不満が出ないが40人程度の選手が居ればあぶれる選手は当然出てくることは覚悟しなければならないだろう。

 そういった光景が繰り返されるのがプロで、脚光を浴びるのは何時でも一部の選手でしかない。それは一流チームでも同じだしコンサドーレのようなチームでも同じことなのだ。

 高いレベルでの競争から弾かれたものが下のレベルに落ちてくる。低いレベルの中の競争で勝ち抜けた者が上のレベルに入ってくる。そういった競争の過程を多くの人が見守る中で行われるのがプロである。同じことが多くの人の目に触れないが一般人の中でも行われている。