大雪警報

 曇り、気温はマイナス11度。

 このところずっと真冬日が続いている。日中の気温は零下なのだから戸外に有るものは何もかも凍ってしまっている。街全体が冷凍庫の中に入っているようなものである。家の冷蔵庫の方があだ暖かいくらいである。

引用 時事通信https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020201006&g=soc) 

 気象庁国土交通省は2日、北海道から西日本の日本海側を中心に大雪となる恐れがあるとして、警戒を呼び掛ける緊急発表を行った。不要不急の外出を控えるよう求め、乗用車で出掛ける場合はタイヤにチェーンを装着するなどの対策を訴えた。

 気象庁によると、3日から冬型の気圧配置が強まり、4日以降は西日本の上空約1500メートル付近に、平年より10度以上低い寒気が流れ込む見込み。大雪の恐れがある期間は、北海道と東北で3~5日、東日本で4~7日、西日本は5~7日。

 太平洋側でも、日本海側からの雪雲が流れ込みやすい地域は山地を中心に大雪となり、平野部でも積雪となる所があると見込まれる。

 路面の凍結による交通障害や暴風、高波に厳重な警戒が必要なほか、電線や樹木への着雪、水道管の凍結、雪崩や突風にも注意を求めた。国交省などは十分な時間的余裕を持って行動するよう呼び掛けている。

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上の図は、windyの高層の気温と風の動きであるが、偏西風が南側に下がり、日本がすっぽりと寒気に覆われているのが判るだろう。

 更に天気図では、低気圧が北海道の下を通るように移動するため、冷たい風が本州方面に吹き込みやすい状況になる。そのため本州は雪になる可能性が高く、北海道はいつも通りの雪ということになる。

 やはり雪の影響を受けるのは雪の備えがない地方である。北海道民ならある程度の大雪は毎年経験している訳なので、それ程驚きはない。大雪でも交通機関は何とか動いているということが多い。それでも大雪なら交通もストップし外に出歩くこともない。

 しかし、本州の人などは、なまじっか降っては融ける雪を繰り返すので、そのまま降り続くのか融けてしまうかの判断が難しく、つい出歩いてしまうのだろう。雪が降ると予想されたらやはり家にこもるほうが良いだろう。無理をしたところで何も得るものは無い。

 この時代ネットの発達は職場環境を変えているのだから、こういった時に利用しないと宝の持ち腐れだと思う。会社に行かなくても済むような仕事はいかないで済ます方法をこの際考えるべき。

 明日のニュースが、東京の雪の被害だけで終わることが無いようにして欲しいものである。