八百長

 曇り、気温はマイナス4度。すこし寒気のピークは去った感じである。それでも冷たい空気の塊は日本上空に待機しているので不安定なままなのは仕方がない。東京の雪もそれ程の被害を生まずに終わったようだ。

引用 スポーツ報知(http://www.hochi.co.jp/sports/boxing/20180205-OHT1T50007.html) 

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は4日、韓国の平昌で開かれた2日間の理事会終了後に記者会見し、統括団体のガバナンス(組織統治)や審判の判定で問題が指摘されているボクシングを2020年東京五輪の実施競技から除外する可能性を明らかにした。

 

 オリンピックのボクシングは判定競技であり、八百長の要素が入りやすい。個人種目の括りでいえば、相手との阿吽の呼吸というものが入ると更に八百長の要素は入りやすくなる。

 

 この例にもれず他の競技でも八百長が入り込む要素は多く、ロシアなど国を挙げてドーピングを組織的に行うこともあるくらいだから、その種は尽きない。

 やはり今週末開催される平昌も上辺のスポーツマンシップ溢れる戦いとは別に裏で行われる八百長やドーピングは結構なものなんだろうなと思う。八百長まがいのことは国を挙げてのことならなおのこと盛んだろう。

 日本のように性善説を掲げて参加するような国はもしかしたら貴重な存在なのかもしれない。すべての国が良き人ならドーピング機関など存在しえないからである。

 しかし、ドーピングなどは今後、遺伝子ドーピングに代わっていくだろう。生まれながらにしてある特定のスポーツ向けに成長する遺伝子操作された人間が競う大会に後20年もしたらやって来るだろう。驚くほど身長が高く、運動神経に優れているものが軒並み生まれる国は、そういった操作を行っている国の疑いが強い。今の内人種別のサンプリングデータを取って起き、それを外れる運動能力を持つ選手が多数いる国はドーピング国家として出場停止措置が取られることになるかもしれない。

 だけれども今回の平昌オリンピックは、ロシアの参加停止に始まって、北と南の合同チームなど、今までのオリンピックの歴史の中で名を遺す大会になりそうだ、どんなトラブルが待ち受けているかもしれないが平穏には終わりそうもない。