Jリーグ開幕

 雪、気温はマイナス3度。

 クッションに使われるマイクロビーズのような雪が絶え間なく空から落ちてくる。これが雨なら強い降り方と呼ぶくらいの量である。今日は、日中プラス気温になる予想であるが、西から近付く低気圧が北海道を通過する間は、天候が不安定になる。

 土日は冷え込むことは判っているが、これが季節の変わり目と呼んで良い日になりそうである。

 そしていよいよJリーグが開幕する。まだ2月で開幕すると言われてもピンとこないし。コンサドーレは開幕からルバンカップを入れて3試合もアウエーの戦いが続くので実感に乏しいのも確かである。

 今年が例年より一週間早いのもW杯イヤーであるからで、こんな真冬に試合をしなくてもと思うのだが、試合日程の調整からそうもいかない。きっと、ドームの戦いの日も雪は降る可能性があるし、所によっては雪中サッカーが繰り広げられれることが予想される。

 日本が南北に長いという地理的理由があるにも関わらずサッカーを根付かせようとするのは多少無理があるのは素人でもわかることである。そのことが日本のサッカーを強くすることを阻んでいるかもしれない。

 しかし、子供が皆サッカーに夢中になり他のスポーツをしなくなったらこれも問題で、そういった事を無くす意味でも冬の間雪が積もるということが日本のスポーツ界のバランスをとっているのだろう。

 今回のオリンピックで金銀銅を獲得した高木美帆選手などは一時期サッカー選手だったようだが、冬の間の練習の意味でスケートを始めたから今回のメダル獲得できたともいえる。

 そのままサッカーを続けていても日本代表クラスに行けたかもしれないが、スケートという別な生き方を選んだから今がある。もし両方のスポーツを続けていればそれなりに面白い存在になったかもしれないが。

 スポーツというものが人生を変える、あるいは人生を変えるためにスポーツに取り組み結果を出す。たどる過程は色々あるだろうが、結果を残せたというのは幸せなことで、これから先も幸せが続く人生を送って欲しいと思う。