森友文書問題

 曇り、気温は零度。気温は以前より高い筈なのだが、朝はいつも通り寒く感じるのは何故なのだろう。体感は、零度以下になるとそれ程変わらないのかもしれない。

 世界の国の中で、長期に首脳として君臨している一人である安倍政権もここに来て崖っぷちに立たされようとしている。この先の対応如何では谷底に転げ落ちる可能性もある。

 「驕る平家久しからず」という言葉がピタリということになる。

 その一つが、ファーストレディーになった安倍昭恵夫人の勘違いということになる。確かに夫は総理大臣だが、夫人は国民の付託を受けたわけではない。言うなれば一般人に毛の生えた程度のものなのだが、行動時に護衛が付いたり公用車で送り迎えされるようになると勘違いするわけである。

 多くの人は、そういった事で気を使われるようになると自分が偉い人間になったと勘違いしてしまう。その権威は、何かの後ろ盾があってこそであり、それを知らない人間からしてみればただの人なのだが、知っている人が増えれば増えるほど勘違いの度合いが大きくなるものである。

 そうして時にはそれにより堕落する。勘違いということである。

 今回の森友文書が明らかになったことで、その夫である安倍総理の進退も今後の進展如何で退陣もありうる。

 きっと安倍総理が退陣したとしても日本の舵取りが大きく変わるわけではない。今までの日本の総理が辞任したからと言って日本が危機に陥る可能性は万に一つもない。誰がやっても同じということを国民は知っている。そして正しく有能なこの人しかいないという総理も今までいなかったというのも事実である。

 今思うと民主党政権時代のグダグダな状況でも日本がつぶれなかったのだからという証明もある。だから国民は黙って見守るままで良いのだろう。そういうものである。