何を話す

 晴れ、気温はマイナス10度。寒暖差が激しい。

引用 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28231970W8A310C1CN8000/) 

名古屋市立中学校が文部科学省前川喜平事務次官を授業に招き、文科省が市教育委員会に内容の報告や録音データの提供を要請していた問題で、市教委は16日、文科省とのメールのやりとりを公開した。文科省は2回にわたってメールを送り、計26項目の質問を出して授業の目的などを細かく尋ねていた。

 文部科学省のこの件は、少し痛い。

 しかし、驚くのは中学生のためにこの人を呼んだことでもある。中学生に対して彼に何を話させたかったのだろう。出会いパブでの貧困問題の調査結果を教えたかったのだろうか?それとも官僚トップに登りつめて失脚したことを語って欲しかったのだろうか?

 マスコミにとって彼をヒーロー扱いにしないと加計問題で安倍政権を非難した理由を失うことになる。もし、そのことが無ければ、報道は何故そんな人を中学生の前に立たせて話をさせたのか非難の嵐になっただろう。

 マスコミは、都合の良い使い方をする。そういう点で、この中学校の教員の質を疑う。きっと父兄の間でも賛否両論があっただろう。こういった問題を引き起こそうとする裏を感じるのは自分だけだろうか。