二転三転

 晴れ、気温は11度。昨日も晴天だったが思うように気温が上がらず冷たい風が厳しかった。それでも大勢の人出があったのではないだろうか。

引用 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20180528/ddm/003/030/054000c) 

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による電撃的な南北首脳会談を受け、迷走してきた米朝首脳会談開催のプロセスが正常軌道に戻ろうとしている。ただ、肝心の北朝鮮の非核化や体制保証をめぐって米朝間の思惑が完全に一致したわけではなく、史上初の米朝首脳会談実現を前に、さらなる曲折も予想される。

 紆余曲折があり、この政治ショーはトランプ大統領独断で進められている事だけが明らかになった。その点についてアメリカはとんでもない大統領を選んだのかもしれない。

 その部分で言えば、ロシアを訪れている安倍首相のこの会談における役割は既に無くなっている。北朝鮮を動かした経済制裁は有効だったが、この先の交渉の舞台にはおそらく主役としては登場できないだろう。

 今後、東アジアの安定性で言えば喜ばしい結果なのだが、南北朝鮮が合わさった時の対応が一層困難になる。また、それに伴い資金援助も戦後賠償を含めて相手は主張してくるだろうから、その辺りの対応如何では日本経済に赤信号を灯らせる。そうならないためにも国内政治の安定化が望まれるのだが、野党の皆様はその辺りの考えは如何なものなのだろうか?

 目の前の党利党略路線を突っ走っていては、あなた達も見放されるし、国民からそっぽ向かれると思うのだが、日本という目指している先が違うのか、それともこのまま日本が没落したとしても自分たちは知らないということなのだろうか、次の世代にバトンタッチしていく義務を忘れている。

 少子高齢化社会に向かおうとしている日本の生末は今のうちに議論しておかなければならない。子供を生む生まない自由というのは個人にあるが、大衆としての国民という括りにおいては、やはり子供を産み育てる国民の義務が存在する。それはミクロとマクロの違いなのだが、その部分を国民それぞれなのかマスコミは混同させているようにしか見えないところもつらいところである。

 米朝首脳会談の話がこのまま進展していけば、間違いなく日本の戦後補償の話は出てくる。北朝鮮の援助するためにその財源を確保する義務が生じるとしたら、一遍に高齢者家庭が日本に増えたと同様な状態になる。野党の皆様はこれに向けた準備や考えはお持ちなのだろうか?

 それは自分たちが考えることではないと思っていらっしゃるのだろうか、きっと官僚が全て考えてくれるものと安心していらっさ者るのかもしれない。それは、自分たちが心地良い部分を受け取ってそれ以外を誰かに押し付ける行為にしかならないと思うのだが如何だろう。

 東アジアに安定が来るのかもしれないが、もしかすると北朝鮮核兵器なぞ持ち出そうと考えなければ、少なくとも安定していたはず。その安定を壊してまで核兵器を作り、それを餌に国際社会に存在を認めさせようとする狂言の片棒を担がされているのだろう。