日本代表 ガーナ戦 0-2

 雨、気温は13度。

 昨日の日本代表の試合の感想を書く。これもコンサドーレの試合のない影響である。

 試合は、0-2で負けてしまった。その2点は、崩されたというよりは、FKの壁、裏への一本のパスで崩され慌てて出たGKのファールでPKというように得点の契機は個人のミスということになる。

 総じて寄せ集めの選手を集めても個々の選手の能力が高くてもチームとして機能しなければ全体が能動的に動かないということが結果として出たということだろう。

 きっとこのチームには約束事が無いのは確かである。フィールドにいる選手が監督でコーチなのである。自分たちのサッカーというのは、自分たちがピッチの中で意思疎通しアイデアを共有しなければ動かない。

 いくら長友選手がサイドを切り崩し良いパスを出したとしてもそのイメージを共有していなければ何も結果を生まないことは確かである。それは昨日の結果から判りきったことである。

 自分たちのサッカーをするためにハリルホジッチ氏を更迭したわけであるが、これがその結果としたら今日本代表に選ばれている選手たちは選ばれるのを辞退すべきである。自分たちのサッカーがこの結果を生んだのだから(ブラジルW杯でも結果を出せなかった)その責任を取るべきである。

 もし、この結果を受けても日本代表に残ろうとするなら自分たちのエゴイズムを捨て去るべきだろう。そして、監督の指示通り動く駒に徹するべきである。

 今回の騒動の原因として上がるビッグ3だが、やはりこのチームの中に本田選手は入れるべきではない選手であると判った。試合の中で他の選手よりも良い動きをしていたし前半で交代は残念だった。しかし、彼の動きは全盛期から程遠く、今のスピードやテクニックがこれ以上上がらないのなら彼は外すべきである。

 彼がいたら日本代表は纏まらないことは明白だからである。彼の自我の強さは尊敬すべき点だが、チームの中では雑音をまき散らすスピーカーでしかない。彼がいることで監督の指示が通らなかったり、他の選手が彼の真似をして同じような行動を取るようになればチームにとってマイナスでしかない。

 昨日の結果を受けて本田選手を選ばなかったら西野監督は大したものである。しかし、彼は本田選手を選ぶだろう。そして結果的に日本代表は本田選手が仕切るチームになるのだろう。

 決して日本代表の中で悪い動きをしていなかったのであれで選ばれないとすると大きな話題になるのは間違いないところである。岡崎選手や香川選手の影響力など大したことは無い。

 という訳でこの先が見えた日本代表、W杯での活躍を期待したい。