対セネガル 2-2

 晴れ、気温は13度。昨日の夜も一雨来たし、中々気分の良い日が続かない。


 今日の0時からあった日本代表の試合、昼寝をして寝不足に備え見た。試合は、セネガルの運動能力の凄さにびっくりだったが、一対一の強さは目だったが、日本に対する研究は余りしていないように感じた。

 その理由は、縦パスを多用するという情報は前の試合で明らかなのに、パスの出どころである長谷部、柴崎両選手のところにプレスが殆どないという点である。

 

 前半早い時間に、シュートのこぼれ球を押し込んで先制したことによるのかもしれないが、それ以降引き気味に試合を進め選手の能力による違いを武器にカウンター狙いに切り替えたこともあるのだろう。ゴール前に守備を構えることが多かった。

 それである程度縦パスとサイドへのロングボールが通ったことで日本が同点に追いつけたといえる。ある意味、攻撃の際の超人的スライド走法は驚異的で、あれについていくと先に日本代表の方が足が止まると思っていた。しかし、実際は、セネガルの方が先に足が止まっていた。

 それにしても同点ゴールの2アシストの乾選手は落ち着いていた。第一線はパスミスが目立ち褒められるところは得点を決めたシュートのみだったが、この試合は守備と攻撃に効いていた。


 この試合に勝てれば決勝トーナメント進出が決まっていたが、残念ながら次の試合に権利は持ち越されてしまった。そして、その相手は、2連敗と下馬評を裏切るポーランドである。勝つか引き分ければ決勝リーグ進出が決まるが、相手も3連敗でW杯を終わらすわけにはいかない。負けたといえレバンドフスキは脅威である。簡単に試合を終わらすことはできないだろう。

 それでも、W杯開始前は、最下位候補だった日本だったが、ここまでこれたのは上出来である。何となくアトランタ五輪を思い出す。監督が西野氏だからではないが、初戦のコロンビア戦にあのPKアンドレッドカードが無ければこの展開は無かった。ハンドをしてくれたコロンビアの選手には、もし決勝トーナメントに進めば感謝状ものである。

 残りの試合も楽しみができたが、果たして次の試合の結果はどう出るかが楽しみになってきた。次の試合は、6月28日午後11時開始、これも試合が終わる時には午前1時を過ぎることになる。日本国民の多くが寝不足になるだろう。