日産

 曇り、気温は17度。昨日の夜は雨の予報だったが降った気配がない。確かに雨雲は通過したが、天気予報は外れのようだ。さて今日も雨の予報だが、今の時間予報なら小雨が降っていなければならないのだがまだ雨の気配はない。空を見上げると支笏湖の方に雨雲が見えるので雨雲は近付いてはいるようである。

引用 ロイター(https://jp.reuters.com/article/nissan-inspection-gas-idJPKBN1JZ0RY) 

日産自動車(7201.T)は9日、日産九州工場以外の同社国内全工場で完成検査時の排出ガス・燃費の測定値を書き換えるなどの不正があったと発表した。完成検査を無資格の従業員が行った問題の発覚以降も、一部の工場では不正が続けられていた。

 最近コマーシャルを一生懸命流している日産だが、まさしく「やったね!日産」というところである。一度、完成検査の無資格者検査でやり玉に挙がっていたのにまたかというところだろう。更に、西日本の豪雨被害が報道される時で、追及の手が緩いと見越して記者会見するというところは、「やるね!日産」というところである。

 日産がこういう状態で、更にスバルも同じ問題を起こしていた。すると、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ、三菱は大丈夫なのという疑問が沸く。日本の大事な輸出産業なので政府も大事にしたくない雰囲気はある。

 そもそも完成検査を義務付けている国は日本だけである。他国では完成検査まで行っていない。いわゆる日本の自動車の信頼の証と同時に完成検査制度を作ることによって役人の天下り先を確保したのだろう。

 もし、日本だけの制度で今回の件で必要のないことが判れば制度改革を行うべきだろう。そこまで国や自動車メーカーはのぞんではいないのかもしれないが、そういう意見もありだろう。

 だからといって日産の体質についてとやかく言うことは無いが、この件で経営トップの責任問題は発生しないのだろうか。特に高報酬で話題となったカルロス・ゴーン会長や西川社長は責任を取り辞職するのだろうか?

 じっと様子を見るしかないが、西川社長が責任を取るという形で解決を図るというのが予想だろう。それも無いのなら国の制度に対する反乱ということになる。

 やめることになるのなら徹底的に戦い、制度撤廃を語るべきである。幸い、本体はフランスのルノーであるから国に楯突いたとしても外国企業であるとそ知らぬふりをできるかもしれない。そこまで図太ければ会長にもなれるだろう。