W杯の舞台

 曇り、気温は19度。今日も日中は25度を超えそうである。30度まで上がるかは雲次第である。

 今日は厚別で川崎の試合がある。残念ながら厚別には行けそうもない。

 W杯が終わり、優勝はフランスだった。しかし、勝ち上がった各国が100%の力を出し切れたかというとそうではない。特にクロアチアは、オウンゴール、ハンドによるPKと勝利の女神から見放されたような試合だった。試合開始からクロアチアが優勢でフランスに殆ど攻撃させていなかったのにもかかわらずFKからフランスが1点を先制し、フランスが守備からカウンターに意思統一されたところからクロアチアが攻勢を強め、前半の内に同点に追いつく底力を見せてくれた。

 しかし、その後PKでリードしたフランスは、じっくり相手の攻撃を受け留めながら相手の守備の隙を付きカウンターから鮮やかに2点を追加し、クロアチアの反撃を1点に抑える、言うなれば大人の試合をして見せた。

 万全のクロアチアならクロアチアが優勝していたかもしれないが、決勝前の3試合を延長で戦ってきた選手たちの体力は限界に来ていたのだろう。もう一歩の出足が不足していた。

 フランスも同点或いは0-0なら今回の試合のような試合運びはできなかった。相手に攻めさせてカウンターを決めるという割り切った戦い方は選手たちの意思統一を生む。攻めるのか守るのか選手たちの意思統一が図れないような状況、例えばクロアチアに先制されたような場合である。

 

 それでもフランスの優勝は、選手たちのレベルの高さをもってすれば当然のことで、日本代表が今のフランスに勝つには、例えば10回戦って1回か2回だろう。それ程選手の能力には差がある。その壁を乗り越えるのは選手の能力と共にチーム力ということになるのだろう。

 

 ペトロビッチ監督がNHKの番組で語っていたが、Jリーグで優勝できるチームを作ることを目標にしている。それは、数年先のことかもしれないがと言う断り付だったが、今までの監督で優勝を狙うといった監督はコンサドーレの歴代監督では珍しい。そんなことをいった監督はいないと思ったが、そういえば「自分は負けるのが嫌い当然優勝を目指す」と就任あいさつでいった人はいたが敢え無く解任されたなという記憶が蘇った。

 コンサドーレが優勝を狙うということが現実になるかどうかは今後のチーム次第だろう。日本代表もW杯で優勝を目指すという監督が出てくるのか気になるところでもある。

 以前も書いたがW杯の舞台でコンサドーレの選手が活躍している処を見れる日が来るのだろうか?Jリーグで優勝をするくらいのチームになっていたならそれも可能だろう。