対 川崎 1-2

 曇り、気温は17度。太陽の日差しが無いだけでも体感の温度は変わってくる。

 昨日の試合、DAZNHBCを切り替えながら視聴。DAZNの解説は大森さん、HBCは吉原さんといういろんな意味で違いが出る放送となった。DAZNは途中クルクルマークが出現して再起動を余儀なくされる状態になるなど、W杯が終わり、Jリーグが始まったことによる視聴者の関心の高さの表れだし、同時刻に試合が開始されたというのもある。

 DAZNに切り替わった時は、頻繁に出現していたが最近は出にくくなっていたのに少し残念である。この辺りの改善は必要だろう。

 

 試合は、川崎の圧力に負け全体が押し下げられてしまった。コンサドーレも縦パスでつなごうとするが川崎の守備にパスカットされ攻撃に結び付かず自分たちで攻撃のリズムを失っていった気がする。パスがつながらないためにどうしても前に出る圧力が弱まりその所で相手の守備のプレスに負けるという悪い流れは変えれない。

 前半の間、川崎は何本のCKを蹴ったのだろうと思うくらい中村選手がコーナーから球をける姿が目立つ。その所では得点を許すことは無かったのだが、川崎のエウシーニョ選手がサイドから切り込みシュートを打つとソンユン選手がボールを後ろに弾くチョンボで先制を許すことになる。

 攻撃のコンビネーションもそうだが、守備のコンビネーションもいただけなかった。相手選手のドリブルに対して誰が詰めるのか味方同士で意思疎通が無い状況であったのは確かである。その状況は、後半川崎が追加点を奪ったシーンも同様で小林選手の進路を防ぐような守備が無く、コンサドーレの選手が4人で囲んでいたにもかかわらずシュートを入れられてしまうところも問題ではある。シュートは鮮やかなものなので小林選手の技術の高さに驚きなのだが、誰かがもう少し近くで体を投げ出していたらというところである。

 ロスタイムに1点は返したが、コンサドーレのプレーの遅さにはがっかり、確かに得点を入れなければ次のステップに繋がらないが、得点を入れても残り1分では追加点は厳しい。

 リーグ再開のホームゲーム、確実に勝ち点はゲットしたかった。その中でやはりコンサドーレに足りないものが浮き彫りになった。やはりパス技術の未熟さはミシャサッカーにとって致命傷。宮澤選手の欠場で代わりに先発した荒野選手が余りフィットしていなかったのは彼の反省材料だろう。深井選手もやはり膝の状態は完ぺきではないようで消えている時間が多かった。

 

 次は日曜日に磐田の試合があり、宮澤、三好、キムミンテ各選手が戻ってくる。次の試合はもう少し良いゲームを見てみたい。期待している。