異常な気象

 曇り、気温は18度。風は冷たく感じる。日中は真夏日になりそうだ。

 

 台風11号と12号が発生し日本の東側を進むようである。この2つの台風が北海道には暑さを運んでくる可能性が高い。本州はこの台風が通ることで今まで続いた熱波は過ぎ去ることだろう。この夏一番の暑さは峠を越す感じである。

引用 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3332235024072018CC0000/) 

総務省消防庁は24日、熱中症とみられる症状で16~22日の1週間に全国で2万2647人(速報値)が搬送されたと発表した。集計を始めた2008年以降で最多となった。このうち死亡したのは28府県で65人だった。都道府県別の搬送者数は、東京が最多の1979人で、愛知1954人、大阪1779人、埼玉1617人と続いた。

 北海道に住んでいると冬の寒さで死ぬことはあっても夏の暑さで死ぬことは無いという感覚がある。しかし、本州では夏の暑さで亡くなることがある。

 半年以上冬の寒さに我慢をし、漸く迎えた夏も今年は雨が多く肌寒い日が続いたので、本当に真夏日が恋しかった。しかし、今のところ真夏日はそう多くなさそうな雰囲気である。日本列島が北と南に長い分、我々が思う以上に気温の差というものが大きい。


 世界でも異常気象が続いているようで、外気温が50度とか、夏に雪が積もるとかの話を聞くと間違いなく地球の気候は激変期を迎えていると実感する。

 しかし、以前も書いたが、自分がその渦中にあるか、或いは渦中にあってもその状況は一瞬のことでじっと我慢していれば頭の上を通り過ぎると考えているものである。

 その状況が当分続かなければのど元過ぎれば熱さ忘れるの言葉通り忘れてしまうのが人間である。すべてのことに関して予知能力は無いのだから仕方がない。


 この異常気象も変動の範囲内にあるのは間違いないが、その変動が長く続けば異常になる。そしてその異常も長く続けば続くほどそれが正常になるのだろう。