大荒れの前兆

 曇り、気温は20度。今日も日中は気温が上がりそうである。

 台風11号は、根室沖で温帯低気圧に変わった。お台風12号は遅れて日本に近付いてきているため北海道が両方の台風に影響されることは無かった。ひとまず安心と言える。

 台風12号は、精力を保ったまま東海地方に上陸するようである。最初の予報では関東を直撃する予報だったがそれは無いようだ。それでも東海、近畿、中国、四国とこの台風の影響で、前回の集中豪雨の被害を受けた地域が再度被害にあう恐れが出てきた。くれぐれも注意していただきたいものである。




引用 読売新聞(https://www.yomiuri.co.jp/world/20180726-OYT1T50053.html) 

ポンペオ米国務長官は25日、上院外交委員会の公聴会で、「北朝鮮が核物質の生産を継続している」と証言した。6月の米朝首脳会談で「完全な非核化」に合意後も、北朝鮮が核関連活動を続けていることを米政権が認めた形だ。トランプ大統領の任期が終わる2021年1月までに北朝鮮の非核化を達成させる目標は変わらないと表明した。

ポンペオ氏は、北朝鮮の核開発計画が進展しているかどうかについては「複雑な交渉に携わっている」として回答を避けた。

北朝鮮の核開発を巡っては、北西部の寧辺ヨンビョンでプルトニウムと高濃縮ウランが生産されていることが明らかになっており、平壌ピョンヤン郊外の秘密ウラン濃縮施設「カンソン」の存在も指摘されている。ポンペオ氏が今月上旬に訪朝した際、「秘密のウラン濃縮施設の稼働」を追及し、北朝鮮が否定したことも明らかになっている。

 懸念されたことが事実になったようである。トランプ大統領の拙速が結局北朝鮮の延命につながった。トランプは言葉がは勇ましいがチキンハートであると見ている。彼の行動の中心は、大統領として自分が歴史の中に如何に名を遺すかに普請しているようである。

 歴代のアメリカ大統領の多くは、歴史に名を残すことに腐心する。大きな戦争を引き起こしたり、撤退したりすることが彼らの中で大きな役割であると考えているのだろう。

 その中で北朝鮮への大幅な譲歩の姿勢を見ていると、彼の支援者の中に北朝鮮から利益を得ているものがいるのではないかと思わせる。確たる証拠はないが、イランに対する姿勢と比べて北朝鮮に対する姿勢の違いは明らかである。

 トランプにとって彼の国は第2の故郷なのではないかと思う。それ程、軟化の傾向は激しい。口先だけで世界を変えようとしているがその任期の切れ掛けには、誰も彼のことを聞くものが居なくなることは間違いないだろう。その未来がもうすぐ見えてきそうである。