アマチュアボクシング

 晴れ、気温は24度。朝から気温が高い。日中雨が降る予想だが、真夏日になるのだろうか。

 台風も九州の南にありゆっくりと西に進み台風の影響はひとまず収まった。今日コンサドーレが試合をする長崎もそれ程荒れた天気にはならず試合は行われる予定である。早く帰って試合を見る算段をしようと思う。

 日本アマチュアボクシング連盟の話題、テレビのワイドショーと比べて新聞の突っ込みが緩い。日大アメフト部の問題がアマチュアスポーツの大きな問題なら、このアマチュアボクシングの問題も大きな醜聞の一つである。

 ボクシングというスポーツが余り日の目を見ない理由に、殴り合うことが危険なためストップが掛かるということである。同じ競技にプロボクシングがあり、そちらは相手を倒すことで決着がつく。それを見なれている人たちは、アマチュアボクシングに温さを感じるのだろう。

 今回の騒動、渦中の会長、一時終身会長という役職名で報じられていたが、相当連盟を我が物にしているのが判る。風体も暴力団風でいかにもそちらの息が掛かっていそうな雰囲気を醸し出している。

 そういった雰囲気から会長に逆らえない状況を作り出しているのだろう。プロボクシングの興業には多くの暴力団が関わっている。その証拠の一つにテレビ中継される試合に映し出される観客の中にそっち系の人間が何人も映し出される。

 

 映画の題材でもあるように格闘技は、アンダーグラウンドの世界では賭けの対象となる。勝敗を基に大きな掛け金が動いているような世界である。その格闘技の一つにプロボクシングがある。

 昔、格闘技の団体と暴力団の付き合いが公になり興業が急に中止になったこともあった。格闘技の試合に暴力団の影がチラつくし、全てではないがボクシングに手を染めた人間がそういった世界の元締めになることもある。アマチュアとプロの世界は厳密に別れているが、実は裏の世界では通じているものである。

 今回の騒動、何らかの手打ちがありそうな雰囲気を醸し出している。その部分は絶対とは言わないが、何らかの幕引きが行われるのだろう。日大の問題も理事長が辞めることは無さそうであり、この両者に補助金を付けている文部科学省も醜聞にまみれている状態で、対応は後手後手に回るのだろう。