対 鳥栖 2-1

 雨、気温は15度。台風24号は現在道東沖を東に進んでいるようだ。このまま行くと北海道にはほとんど影響が無く済んだ。台風が通過した地域は、事前に交通網が殆ど営業停止したが、土日に通過したため影響は最小限に抑えられたのだろう。

 

 土曜日に行われたドームの試合、DAZNで見た。同時にUHBで放送があったのだが、時間差が凄い。CMが無いのと放送が前後で長いのでDAZNで観戦。しかし、解説が大森さんとアナウンサーがSTVの方ということで覚悟はしていた。ただ、UHBも録画を見たが解説の吉原、曽田コンビがイマイチかみ合わなかったのでどちらでも同じ感じだった。

 試合は、都倉選手がベンチでチャナティップ選手が欠場。さらにセンターバックの真ん中に宮沢選手が入り、ボランチには荒野選手が入るというこれまでとは違ったフォーメーションを取ってきた。

 キムミンテ選手と石川選手よりは安定しているところと相手の金崎選手にマークに荒野選手をという考えがあったのだろうか。何時もの左MFの位置に駒井選手が入り主に真ん中のボールさばきを担った。また、この試合、U21でアジアカップに出ていた三好選手が先発したのだが、ドリブルの切れがイマイチのように見え、周りとの呼吸が合っていないと感じた。

 しかし、その三好選手がペナルティエリア内で倒されPKをもらう。この時の飛び出しは見事だった。そのPKを蹴るのはジェイ選手。一抹の不安と今度は決めるだろうという思いで画面を見ていたが、コースを読まれ片腕で相手キーパーに弾かれる。あれは相手キーパーを褒めなければならないが、コンサドーレにとって先制点を逃す展開になる。

 前半は、かなりのシュートをチャンスを作ったのが、得点を入れられず。守備も相手の攻撃を封じ切り前半は0-0で折り返すことになる。

 後半は、前半よりも相手守備のプレスが掛らなくなる。相手も残留のためにはこの試合負けられないため前掛になるので相手の中盤が薄くなりコンサドーレがボールを持つと簡単にゴール前に攻め込める展開になる。そして、カウンターからジェイ選手からのスルーパスが三好選手に渡り、相手DF2人のマークを外しゴールを決める。

 これで札幌が先制しやっと一息つく。それは選手も同様で、少し守りに入ったことで相手の攻撃の場面が増えてくる。その後、鳥栖のCKが何度も続くことになる。この点は、反省点ではないだろうか。そしてとうとう鳥栖に同点にされてしまう。あれだけCKが続けば疲労から選手の集中力は途切れる。そして試合時間も残り少なくなり、これは引き分けかと思ったロスタイム3分。都倉選手が相手選手に後ろから倒されPKを獲得。それを都倉選手が相手GKにコースは読まれたが見事に決めて勝ち越しに成功。その後ロスタイムは少し長かったが、川崎、鹿島と連敗していたのをようやく勝利で連敗を抜け出した。

 10月はアウェーの試合が続くが、後はACL圏内を目指して突き進むだけとなった。